●リサイクルの神様
酔っ払った頭でテレビを見ていて、酔いがさめた。興奮しちゃった。
見終わってから調べたら「素敵な宇宙船地球号」という番組だった。
今回はリサイクルに関するテーマで、プラスチックゴミを油にする装置を開発した日本人が居るという。
プラスチックは石油からできている、「油化装置」なるものでもとの石油に戻すのだという。
素晴らしい!!
まだまだ日本では実用化されていないとのことだけど、ある企業ではこの「油化装置」から出来る石油を軽油とガソリンに分けて使用実験が始まったのだという。
興奮した。すごいなぁ。
日本では税金の関係などで(このへんはイマイチよく覚えていない)、このガソリンを使って公道を走ることは許されていないという。
この装置を国レベルで使いたいと申し出があった国がある。
それが、マーシャル諸島共和国。
このまま地球温暖化が続くと100年で水没してしまう可能性がある国なのだという。切実だ。
エコロジーに対する取り組みも真剣に行われていて、既に国をあげて椰子の実から油を精製が行われているそうだ。その国に「油化装置」がやってきた。
今までどんなゴミも一緒に埋め立てしていたこの国で、分別ゴミがはじまった。
埋立地のハエがブンブン居るところで伊東さんが「分別すれば宝の山」と言っていた。
ゴミが資源になるんだもんね!素晴らしいなぁ。
観光も財政をささえるこの国では、日本からのチャーター便の運行も始まったという。
リサイクルに取り組む美しい島。ぜひとも一度行ってみたいと思った。また夢ができた。
長崎市内でもプラスチックゴミを分けることになっている。私の生まれ故郷でも取り組みが行われている。川崎市に居る頃は瓶も色による分別もあった。
現在私の住む街でもゴミを軽減する為に、ゴミ袋にシールも貼るという日本の中でも例が無い取り組みが行われている。
慣れない人には、とても面倒で、またリサイクルをするにもとてもお金がかかる。
でも、同じ地球に住む一人としてこれからも肩肘はらずにリサイクルをしていけたらいいなぁ、と思う。
企業や米軍関係のゴミ収集で全て一緒にゴミ回収車に飲み込まれて行くのを見るたび、このゴミは分けられて資源になったりしないのだろうか・・と思う。
米軍関係のゴミは、そのまま燃やされると聞いた。缶も瓶も生ゴミも。
うるさく言うつもりはないけど、そういうのもリサイクルできたらいいのになぁ、と思う。
マーシャル諸島共和国も素晴らしかったけど、私が素敵だなぁと思ったのは、装置の開発者の伊東さん一家。
伊東さんは家庭でも「油化装置」が使えないかと研究を重ねている。
お宅では常にゴミを分別していて、プラスチックゴミのダンボールには大きく「油田」と書いてある。
家庭が油田になるんですと伊東さんは子供みたいな笑顔で言う。
三人の子供さんたちも一緒に楽しんで分別している姿が素敵だった。
家庭用「油化装置」から石油ができて、石油ストーブをつけた。
男の子がお父さんに「すごい!」と目を輝かせている姿が忘れられない。素敵なお父さんだ。
目の前で父の仕事を見て感動できるなんて幸せなことだなぁ。
件の家庭用油化装置のゴミを入れる筒を見て、昔見た映画「Back to the future」を思い出した。ドクが改良していたタイムマシンはゴミがエネルギーで動いていた。
すごいなぁ。こういう人にノーベル賞をあげてください。