催眠術ショーを見てきた。Seikaが連れて行ってくれたのだ。
メンバーはSeika、英語の先生であり友人のヒロちんと私の3人。
あまりに面白かったので、書き表すことにチャレンジする。画像は携帯撮影。
旦那は「閣下」に変身して別のパーティへ出席の為、私は手伝いや送りで忙しかった。
催眠術のショーなんてTVで見るだけで生で見たことないし、しかも英語・・きっとショーアップされてるだろうと思うと、集合場所に走る私の心は躍るのであった。
ベイスの中にあるギャラクシーというバーとダンスフロアが会場だった。
会場の中央辺りに手すりで囲まれた半円のステージがある。
入り口とは反対側が正面らしく、左右にはステージに上る階段。
ステージの半円に沿って14~15脚ほどの椅子がぐるりと並べられている。
そしてステージの右と前にはL字型に80席ほどの椅子。
ステージを取り囲むように段差があり、高いカウンターやカウンターテーブル。
私たち3人はLの字の上から下の部分、ステージ正面の前から二列目のステージに向かって座ることができた。
やがて、ショーは始まった。お客さんは200は軽く超えていただろう。
催眠術師のChuck Willgan氏は、ものすごい早口の英語。
いつ息継ぎしてるんだと思われるくらいの忙しいしゃべりで、最初はついていくのが精一杯。
催眠術を受けてみたい人はステージへ!と彼が促すと我先にと椅子取りゲームのようにダッシュで男性達が詰め掛けた。女性は数人。
まずは全てのみなさんに催眠術をかけてみます・・・とはじまる。
かからない人には5分間がつまらなく感じると思うけどカンベンしてね・・と。
私も目を閉じた。
みなさんも目をつぶって、隣の人の肩に頭を乗せて・・・・音楽がかわる。
はい、リラックス。肩、背中、お腹、もも、ひざ、ふくらはぎ、足・・・・力を抜いて・・・
腕がどんどん重くなる。腕から指先が重くなる・・・くりかえしくりかえし言う。
トーンを下げてどんどんゆっくりな口調で。
皆さんはエレベーターに乗っています・・・20階・・・・
15階、14階、13階・・どんどん降りていきますよ・・・・
そんなことを、繰り返し同じことを微妙に違うテンポで言う。
なんだか肩や腕が重たい。と思った瞬間、ガツン!
後ろの席の白人カップルの足が私の椅子に当たったらしい。目が覚めた。
目の前のステージでは、催眠術にすっかりかかってしまった人たちが・・・

うわー。ぐったりどころか、椅子から落ちてる人まで居る。
一人、女性が催眠術にかからずに座っている。
彼女は催眠術師に「ありがとう」を言われてステージから降りていった。
私の右隣のSeika、ヒロちんもやはりかからなかったらしい(最初から目を開けてた?)
驚いたことに、私の三つ左側の席の白人の男の子が椅子の上でぐったりしている。
客席のLの字の上の横棒のブロックに、私達の席から垂直にならんだ席の一番前の端にも居た。
黒のTシャツに大きな白いドクロのプリントがされているものを着た白人の男の子。
同じように、会場内の客席にも数人かかった人が居たらしい。
催眠術師の合図で目をさまされた彼ら、それからおもしろいことが起こる。
寒いマイナス何度(F単位はよく分からない)とか言われるととたんに寒くなるらしく体を小さくする。
寒さに震えていた彼ら、のうち男性ばかり数人が選ばれる。
ここはメキシコの海岸です・・・・あなたはバケーションに来ています。
日差しが強い、パラソルを立てなくちゃ、それから日焼け止め・・・・などと言われると、眩しそうなしぐさで日焼け止めを塗りだす。
私の三つ左の席の白人の男の子の写真。

日焼け止めのボトルを振っているところらしい(笑)仮にA君とする。
日差しが強い、大変、早く塗らなくちゃ、どんどん日焼けしてきた・・・
ああ、大事なところが日焼けしてしまった、ああ、痛い!・・・と催眠術師が言うと股間を押えて苦しそうにしていた。その後にもおもしろおかしく下ネタが含まれて、アメリカってすごいな、と思っていたが、最初に猥褻な表現もするので18歳未満はお断りだという説明があったらしい。
まだまだヒアリング力の無い私、聞き漏らした。
バケーションから帰ったその数人の男性、帰ってみたら妊娠していたんだ・・と催眠は続く。
しかも今はもう生まれそう・・・・・中にはさすってあげたり手伝うしぐさの女性も居て「彼ら」は子供を産み、催眠術師に赤ちゃんは男?女?と聞かれると赤ちゃんを抱いたしぐさをしながら優しい声で幸せそうに男とか女とか答えていた。
しかも、赤ちゃんがお腹すいたって泣いてるよ・・と言われて平らな胸を出しておっぱいを飲ませていた。
A君も床に座ったまま、赤ちゃんらしき空間を愛おしそうに抱えていた(笑)
そのA君。相当かかりやすかったらしく、この後もずっと間近に見せてもらった。
彼は一番最初に目を覚してもらう前に、ひとつ催眠をかけられていた。
「ドギーが居ない!」という催眠術師の合図と言葉で、A君が席からぴょこんと立ち上がり
「ドギー!ドギー!!ドギーはどこ?」
私の前を通って探しに行ってしまう。会場の右奥の方で男の子の声がする。
「ドギーはここだよ!ドギーだよ!」ジャンプして知らせている。
そして、彼らは恋愛映画のように両腕を広げて近づき、抱き合った(笑)かたく、かたく(笑)
催眠術師が催眠を解くまで、二人の男性は抱き合ったまま、うっとりとしていた。もう、爆笑。
催眠を解いてもらって、きょとんとした二人は、ぼんやりしながらステージ上に上げられた。
あまりにも面白くて、笑いっぱなし。
Chuck Willgan氏は来年もこの会場ショーをする予定らしいので、全て伝えてしまうのは止そう。
催眠術師が暗示にかけてゆく言葉だけで、想像しておかしくてゲラゲラ笑うようになってしまった私。
おかしくてたまらなかったシーンなどを4つ書いてみる。
1、男って一体・・・・(18禁)
君達は裸!というのをした後に、催眠術氏がステージの男性の肩に触れ「アソコがどんどん伸びていく」とやらかす。ハイ、と目を開ける合図を送るとロッキーのテーマが会場に流れる。
ナゼかステージ上の男性諸君みなさん全て誇らしげ。おとなしそうな眼鏡をかけた彼も細い彼も・・。
椅子から立ち上がるように促されると、自信満々に胸を反らせるヤツ、自らのものを持つヤツ、どうだと言わんばかり・・・・お馬鹿だ。
全てを座らせた後、Uの字に並んで座ったうちのステージ一番端の男の子に立ち上がらせ
「君のがどんどん伸びていく・・・ほらここまで」と言うと、逆の端辺りに座っていた男の子2人が椅子からギャっと飛びのいた。件の彼は誇らしげにワーオ!と腰を動かしていた。馬鹿すぎる(笑)
その後、彼はステージ中央に座らせられてドラムタムのような音と共にそれが短くなる・・というのが行われた。「ダメ!止めて!!」と叫ぶ彼、しかし催眠術師はタムの音を促す。
そして「あーあ、ちっちゃくなっちゃったね・・・」と催眠術氏が言うと彼は「こんなんなっちゃったよぉ」と親指と人差し指で小さく悲しそうに訴える。会場内大爆笑。
ごめんごめん、じゃぁもう一度今度は大きく・・と催眠術師がタムを促す。
タン、タン、タン・・・「これでいいね?」催眠術師が言うと、
「もう一回だけ鳴らしてよ」と人差し指を立てエヘヘとばかりに頼む彼。
男って一体・・・・。
2.プールの監視役?
緑のシャツ、深緑色のハーフパンツを穿いた身の締まった白人の男の子。
(たぶん一枚目の写真で派手に倒れている、暗示にかかりやすい彼)
目を閉じている間に催眠術をかけられ小物を身につけられた。
「うわ、誰かプールにおしっこしてるよ!」と催眠術氏が言うと彼がステージのまん前に走って出てきた。
首に赤いホイッスルをかけられ、腰には黄色のアヒルの浮き輪(輪ではなくC型)をつけている。
ものすごく怒ってる。ホイッスルをピーピー鳴らし「ほら、そこ!やめろ!!」ピー!ピピピ!
「しょんべんするなっ!」ピー!「止めろって言ってるだろうが!こっちへこい!!」
顔を赤くして全身で怒ってる。赤い顔、緑のシャツ腰には黄色のアヒル・・・・。
3.スターがやってきたよ。
ステージに来てもらった人たちを客席に返してから、それは はじまった。
音楽番組のようにビッグスターを紹介する催眠術師。「like a virgin」が流れる。
マドンナ!!!と催眠術師が声を張り上げると、一人の黒人の女の子がステージに出てくる。
ステージでは目立った動きの無かった彼女が実にセクシーに踊っている。
会場は手拍子と歓声、口笛やマドンナーと叫ぶ声。
彼女の催眠を解いて席に戻した後、king of popの登場。
マイケル・ジャクソン!と紹介すると曲に乗せて黒人の男の子が走り出た。なりきってる。
やっぱりさっきまでステージでは目立った動きの無かった彼が、ステップも華麗に踊っている。
会場内大盛り上がり。拍手、キャー!という歓声。Michael ! I love you!! 私も叫ぶ。
歓声に応えて、彼が被っていたキャップをフリスビーみたいに飛ばした。びゅん!キャー!!
さっきまで目にも留めていなかった男の子が、ものすごくカッコよく踊っていた。びっくり。
3人目はイマイチだったので省略。
4・ラストステージはストリッパー
催眠術師が暗示にかけたチーム名を紹介すると数人の男の子がステージに出てきた。
私の席の近くに居たA君や先ほどの黄色いアヒル浮き輪の彼も出て行った。
下半身はパンツと暗示があり、上半身を脱いで振り回す。

やはり想像力豊かな人の方が動きが、おもしろい。
ここに女性が含まれていたら大変なことになっていただろうことが容易に想像できる。
なりきり度合いがすごすぎる。
催眠術って、催眠術師ではなくお客さんが主役のショーなんだなぁ。
一時間半はあっという間に過ぎた。
ヒロちんによると、Seikaと私は笑いまくり、叫びまくり、手を叩いてはしゃぎまくりで相当うるさかったらしい。しかも、周りのアメリカ人たちから「この子たちスゴイ」という目で見られていたらしい。
よくシャイな日本人らしくないねって言われる意味を実感した。なるほどね。
2台程、家庭用ビデオカメラがまわっていた。友人の勇姿(?)を撮影していたのであろう。
催眠にかかっていた人は自分の姿がわからないだろうしね。ふふふ。
自分で見たらどんな気持ちになるんだろう。
家に帰ってから、旦那が行って来た「きらきら大パーティ」の話しと共にお互いに報告しあった。
閣下に変身したダーリンは、街行くネイビーのみなさんとも写真を何枚も撮ったらしい。
私のおろしたてのストッキング、左親指だけが破けた穴から出ていた。
どれだけストンプしてはしゃいだのでしょう。いつまでもやんちゃさんだなぁ。
注)きらきら大パーティ
佐世保のイベントのひとつ。
繁華街であるアーケードに長く長く机を並べて合図と共に乾杯をしてパーティを楽しむ。
このアーケード、直線距離では日本一の長さなのだという。