●お久しぶり
中学の同級生の結婚祝に集った人達、11人。
新郎新婦を入れたら13人。
13?あ、魔女の1ダースだぁ・・・そんなことはさておき。
月日は人を変える、そして変わらないものもある。
そんなことを実感した夜だった。
女性は3人。男性は10人。
全く変わらない人も居れば、どちらさま?と聞き返してしまう人も。
みんな年を経て魅力的になったなぁ。
いい顔になったなぁ、と嬉しくなったんだ。
さすがに子を持つ親になった人が多い。
婿養子になった人が2人もいる。
家業を継いだ人もいる。
なんだか男性ってやっぱり腹の座り方が違うのかな。ただ潔く感じた。
築地で働く彼から聞いた話。
佐世保の海産物って、他の地域ではとれないものが多いんだって。
すっごく重要な積荷なんだって。知らなかったよ。
知らなかった世界の話もたくさん聞けて楽しかった。
お互いに故郷を離れた静岡に住む彼女としみじみ語らった。
なんとなく何かその場所から繋がりが断ち切られたような寂しさと心もとなさがある。
ただ、こういう場に来れたことが、皆の記憶の中に自分が居る事が嬉しい。
自分という人間が確かにそこにその時代に存在していたんだと実感した。
覚えていてくれる人が居る喜び。
クラス全員の名前を出席番号順に話題にして、どうしているかなと話す。
その場に居なくても思い出してくれてるのが、いいなと思った。
私は遠くに住んでいるし、まぁ海外に永住しちゃった人よりは近いけど、ほとんど集りには顔を出せない。
でも、こうしてもっと小人数の時にでも気にしてもらえているのが嬉しい。
びっくりしたのが、自分ですら忘れていた夢を大真面目に覚えてくれた人が居た事。
「・・・になりたいって言ってたよね」とニコニコしている。
絵が上手だった彼はデザイナーさんになっていた。
彼の才能とセンスを活かしたんだなぁ、ぴったりだなぁと納得した。
覚えていてくれて、ありがとう。
記憶の欠片をそれぞれモザイクみたいに組み合わせて今と昔を繋ぐ。
そこに笑顔と照れがある。
いいなぁ。なんだかいいなぁ。
近くに居ると、きっとめんどくさいこともあるだろうけど、
離れている私にとっては全てが良き事に感じられて嬉しかった。
たった3年間に、なんと多くの事が詰まっているんだろう。
近頃時間を垂れ流しにしている気がしてハッとした。
みんな、それぞれの立ち居地で地面を踏みしめている感じがした。
だらけていられないなぁ・・・と思った。
私も輝けるように頑張ろう。