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2006年05月11日

●SOS受信

妹から電話。
そうとう弱っている様子が電話回線から伝わる。

いい歳して決めたことも貫けない
親にお金ばかり使わせて生産的じゃない
目的がなんなのか分からない
とめどもなく涙が出てきて辛くてたまらない
モノが食べられない
「親のすねかじり」なんて言葉は大嫌いと泣いている。

話しているうちに嗚咽でヒックヒックなってる。
「これができなかったら生きてる意味が無い」と4月から行き始めた学校。
でも休学せざるを得ない心と体の状態なのだ。
やりたいことなのに、苦しくて向き合えなくなっちゃったんだ。
こんなとき、離れているともどかしい。
自立神経がやられているだろう彼女の周りに、サポートしてくれる人はいるものの
こう離れていてはHUGもできない。

完璧主義の彼女は、自分で自分を追い詰めてしまう。
周りの期待や雰囲気に合わせて自分を合わせるのに必死になってしまう。
そんなに全身に力を入れなくてもいいのに、いつも張り詰めている。
彼女がジムに通わずとも筋肉質なのは、長年重ねてきた緊張のせい。

一番自分が解放された時を思い出そうとしてインドで過ごした記憶にたどり着く
そして、別れた彼を思い出しては辛くなる。
ぐるぐると回っている。

そんなに自分にダメ出ししなくていいよー。
同じように悩む人はたくさんいるよ。
女性は特に体が周期を刻んでいるんだもん、感情が揺れてあたりまえ。
泣いていいじゃん、涙流していいじゃん。
ゆっくりでいいじゃん。疲れたら休んでいいじゃん。

電話の向こうの妹をHUGして撫でたい。
聞こえていた「なぁーに泣いてるだね、そんなに泣かなくてもいいわね」という母の声がしない。
みっこちゃんの声がしなくなったね、と泣きじゃくる妹に問うと
アウアウ言いながら「今HUGしてもらってるー」という。ふふふ。よかった。


実家には薪ストーブがある。
昨年冬、伐採されていた桜の枝を父が薪用に頂いてきた。
だいたいの長さに切って乾かしてある幹から枝が出ていたという。
春になって枝から蕾がでているのを発見した妹。
桜の時期に、その蕾は生き生きと桜の花を咲かせていたという。
水を吸い上げてはいない幹から。
生きてる、生きてる、生きてる!

もう後は枯れていくだけ、でも今は生きてる。
生きていくんだ。生まれたからには生きていくんだ。
ピカピカと命を輝かせて。

そんな話しをシェアしながら、また泣いた。

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