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2006年03月03日

●SandyTrip Live in 福岡市立鶴田小学校

縁あって同行させて頂いたサンディのライブ。
サンディの2枚目のアルバムHourglass(アワーグラス)に収録されている「朝陽」。
この曲には子供たちのコーラスがある。
PVにも出ている彼らは収録当時4年生だったが年卒業。
卒業前の親子が共に過ごすイベントにサンディがゲストに呼ばれたのだという。

朝、晴れていた空は薄く曇り、雪が舞い出した。
リハーサルに訪れた会場となる体育館の窓からは、ほころんだ梅の花と吹雪く雪模様。
暖房の無い体育館のキンと冷えた空気の中に、頬が緩む光景があった。

中央にセットされた12程のテーブルのそれぞれに8つ程のパイプ椅子。
体育館の壁左右には児童の椅子に立てかけた自画像がたくさん。手作りの額に入って。
ステージ前には、子供たちが父兄に演奏するのだろう、グランドピアノ、アコーディオン、ピアニカ、鉄琴、木琴、大太鼓・・・・。
ステージはエンジ色の飾り幕に縁取られてサンディの到着を待っていた。


リハーサルを終えると控え室に案内され、私もスタッフとして同席させて頂いた。
テーブルにお花のアレンジがあった。
梅・桜・カーネーション・・・・ストーブで温まった部屋で梅や桜の花が咲いていた。
心遣いが嬉しいと笑顔になるサンディの二人。
3月3日のこの日、アレンジメントの器に立てかけてお雛様がいらっしゃった。
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かわいらしい手作りの折り紙雛。

子供たちがお昼用にとお母さん達とテーブルで食べるサンドイッチと同じものを用意してくれた。
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手作りのロールパンのサンドイッチ。デザートの苺も二つ入ってる。可愛い。
家庭科室で作った感じの味がした。子供たちの気持ち分もおいしい。

小学校に居ることが嬉しくて、横開きのガラガラという扉も、鳴るチャイムの音も、廊下の冷たさも。
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何もかも懐かしくて嬉しくて。幸せだった。嬉しそうな旦那、廊下を歩く。

サンディの出番。
子供たちとお母さん達に拍手で迎えられてぁゅぁゅとカズさんがステージに立つ。
ステージの上と横を縁取る幕のエンジ色。
ぁゅぁゅのエスニックっぽいステージ衣装の模様の色。
カズさんが抱いているギターの面白い形のピックガードの色。
キレイな同系色だった。

セットリスト(曲目と曲順)は以下のとおり

ゆりかご
フォトグラフ
レンガの街
朝陽

子供たちもお母さんも集中して聞いていた。
歌姫は嬉しそうに、本当に伸びやかに嬉しそうに歌っていた。
向けられた子供たちの瞳にも映っていたに違いない。

初めてライブで聴けた『フォトグラフ』に、いろんな思いが重なってぽとぽと涙が落ちた。
もう望めない組み合わせと笑顔を思い出しては胸が痛くなった。
メロディが歌姫の声が言霊が、簡単に私のスイッチを押す。

珍しくカズさんがライブで長くMCをした。
4年生の頃にドラムを始めたこと。6年生の頃にはプロになろうと夢を抱いたこと。
そして、今もその想いが音楽を続けているもとになっていると。
上っ面の言葉じゃない、重みと強さがあった。
行動が言葉を裏切ってないんだ。だから嘘が無いんだ。
でも、びっくりした。いつもおちゃらけたカズさんが、そんなことを言うなんて・・・
ぁゅぁゅもステージ上で同じように思ったようで「いつになく真剣・・」と面食らっていた。
私も「そうそう」とヒヒヒと笑っていたけど、会場内は真剣だった。

4曲を演奏し終えて、花束をもらっていたサンディの二人。
会場を出るときにも写真攻めにあっていた。
女の子達は積極的で、男の子達は遠巻きに恥ずかしそうに後ずさりしていた。

貴重なライブを堪能したばかりか、小学校をもう一度体験できて嬉しかった。

上にぶら下がったバスケットゴール、黒い暗幕、床の木目と赤白水色のライン
校庭の砂埃、青いジャングルジム、廊下に響くチャイム
昼休みや掃除の時間の放送、ほうきで戦ちゃう男の子達
みんなみんな懐かしくて恋しい

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