●6号 Live@市民文化ホール
九十九島音楽祭の最終日、行ってきた。
旦那さまが妻の私をそっちのけにしてサポートしているバンドを見に。そう、6号。
市民文化ホールで、たくさんのバンドの皆さんがサウンドを聞かせてくれました。
このホールは文化財になってるらしくて、なるほど古くて趣が感じられる。
入り口を入ると小さなエントランスホール。既に音はダダ漏れに聞こえる。
向かって左側には2階への階段が、右には事務所がある。
正面中央に壁、壁の左右にある水色の扉を開けると暗いホール・・・と思いきや、喫煙場所のある横長に広いスペースが廊下のように見えて建物の左右の端のほうに男子トイレ・女子トイレがある。
ベルベットのエンジ色の幕が左・右・中央に低い天井からたらされている。
幕の横からスルリと入るとホール。まず低い天井の下、中央に音響、左右に客席。
低い圧迫感のあるそこを抜けると、二階席まで吹き抜けの高い天井。客席越しにステージが見える。
ステージの左右には広くて大きなスロープがステージ横にやはりエンジ色の幕で仕切られている。
面白いホールだった。低い天井の方にはぶつかりそうな位置にしっかり柱が二本ある。
1960年代?もっと前?の映画に出てきそうな雰囲気のホール。
くすんだ白い壁、木を白く塗ったような手すり、ステージ後方の幕もエンジ色。
きっと左右の長いスロープは大人数のバンドやオーケストラにも大きな楽器を運びやすいようにじゃないかなぁ。
私はツインピークスのフイルム逆回しセリフのシーンを思い出したり、Back to the Futureのプロムのシーン、吉本ばななさんの小説のシーンがうかんできて、一人でニヤけてしまった。
こんな古くて素敵な建物を大事に使って、しかも現役!素敵、佐世保市!!
6号の出番が近づくにつれて、ワイワイガヤガヤと建物の外にファンがどんどん増えてきた。
佐世保市以外にも長崎市や久留米から来た子もいるという。親子連れも、カップルも。
そおっとホールに入ると6号の出番を待った。
ステージの向かって左の幕の隙間からベースの柴ちゃんの姿が見える。白のTシャツ。
バンドとバンドの演奏の間にはオレンジがかったエンジの幕が左右から閉められる。
つなぎのイベントMCが「さぁ、それでは・・」と言った途端、ステージ前に駆け寄るファン。
もちろん私も走っていったさ。
だって6号のライブ、私には3ヶ月ぶりだったんだもん。
セットリスト(曲順と曲名)は以下のとおり。
「simple」
「現在」
「弱点」
「約束の場所」
やっぱり6号のライブは楽しい。
曲はリズムが気持ちよくて、サビのメロディは覚えやすい。
なんたってライブがいい6号。だってCDには無い「曲間」まで楽しいんだもん。
マツくん、柴ちゃん、タツキくんのそれぞれのMCが楽しい。
タツキくんのしゃべりの締めにドラムスとベースでジャジャン!と入れる、でもまだタツキくんが話す、タツキくんが締めをしようとしたらギターだけがジャジャン!と鳴って一人ぼっち演出に大爆笑。
私が好きなのは曲の中に入れ込んだメンバー紹介。ドラムスのQちゃんからはじまって、ベース、ギターと音が重なっていくところ、柴ちゃんのしゃべりとQちゃんのリズムの掛け合いが絶妙。タツキくんが繋いで、マツくんが締めくくる。ファンが湧かないはずがない。ファンじゃなくても心躍る、好きになる。
「現在」は新曲。歌い出した歌詞に覚えがあった。前日に6号の日記でマツくんが載せていた画像の真ん中にメモがあった。そこに書いてあったのを思い出して嬉しくなって、私は揺れながら全身を耳にした。マツくんが手を高くと歌いながら片手を上げた。ステージ下のファンの手が一斉に上がった。
みんな初めて聞くはずなのに一体感。ファンの愛情の深さ。6号マークのリストバンド。
嬉しそうな背中がたくさん。ステージ上の6号のメンバーのこの上ない嬉しそうな表情を見たらステージ下のファンがどんな顔してるか分かる。
「現在」はドラムスのリズム?たたき方?を変えているところがたくさんあってQちゃんをすごく注目してしまった。忙しい時間を割いてたくさん練習したのかなと想像したらイケメンがなおさらカッコよく見えた。何やっても得だよなぁ、Qちゃん。
知っている曲でも、マツくんの歌い方も合わせた柴ちゃんのコーラスも少し変化していた。
なんだよ、もう!これだから見逃せない。一回ライブを見逃したら大変。瞬きもしていられない。
だからライブにこれなかったファンの悔しがり様ったら、大変。
同じライブは二度とない、どんどん成長していく彼らを見れるこの喜び。
演奏終了して幕が左右から締められる。ファンの中から「よんにーさん!」「よんにーさん」と掛け声が繰り返されて広がる。幕の中央に狭くなる空間にマツくんが大きな口のビックスマイルで嬉しそうに手を上げて応えていた。
私は書き残したくてたまらない。6号がどんなに素敵か、どんなやつらか。
そんな6号に愛情を溢れるほど注いでサポートする人たちを。
回りのファンの熱や目に見える愛情の深さを。
その熱いキモチは、4月23日まで日ごとヴォルテージを上げている。
6号やスタッフは忙しいことだろう。ファンは待ち遠しく指折り数えることだろう。
どうか一緒に見て感じて欲しい、その日にどんなことがあるのかを。
ファンでなくてもいい、ただ「なんだろう」と思うあなたにも。
音楽が好きな人にも、人間観察が好きな人にも、イベントが好きな人にも、佐世保が好きな人にも、もしこれを読んで感じたものがある人にも。
きっと何か一つ、胸に感情が残ると思う。私にはそう言い切れる自信がある。
とにかく、ここをみて!→6号はじめてのワンマンライブ「佐世保の中心で、愛をうたう」
4月23日、合言葉は「よんにーさん!」