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2006年03月30日

●距離を超える想い

東京に住む友人から電話が架かってきた。

高校時代を共に過ごして、今も大事な友人の裕ちゃん。
お礼の電話・・と架けてくれたの。
3月20日が彼女の結婚記念日で、カードを送っていたんだ。
ポストに入れるのが遅くなり記念日に間に合わなかったんだけど喜んでくれて嬉しかった。
私は誕生日や記念日にカードを書いたり送るのが好きなんだ♪
忘れっぽい私は、気づいた時に送るから毎年送れる訳でもないんだけど。
そんなわけで、彼女に結婚記念日のカードを送ったのは9年目にして初めてだったのだ。

やんちゃな男の子2人のママであり二世帯住居に暮らすお嫁さんである彼女。
だから、お気楽な私と時間が合うことがなかなか無いんだ。
貴重な電話と長話を楽しんだ。

彼女には1月にCDを送っていた。
SandyTripのアルバム「DUNA」「Hourglass」の二枚。
そして6号のミニアルバム「みんなのうた」を。
私のブログにあまりにも登場するこのアーティストの曲が聞きたいとお願いされたから。
届いたその時、彼女はインフルエンザで苦しんでいたという。

サンディを聞いてライブが聞きたくなったと。繰り返し言った。
リビングで雑音に紛れて聞くよりも車で一人で聞くのがより魂に響くと。
歌姫の声が美しいと。
クオリティがとにかく素晴らしいと。
彼女の優しい声で語られる一言一言が嬉しくて、私は書きたいと思った。残しておきたいと。
私は、彼女の感受性が深く深く聴いているのを感じて嬉しかった。

そして、6号のCDは元気が出ると言ってた。
子供たちが「新しいウルトラマンの歌?」「今度のポケモンの歌?」と何度も聞いてきて、何度も「違うよー」と応えたという。気に入ったらしい。アニメやヒーローものとは・・・新鮮な感想だった。
一緒に6号4人のサイン色紙も送っていた。
色紙を手にとって「空気を感じた」と声に興奮を混じらせて語られた内容とは・・・・
「何かしたい」という想いの空気感のこと。
私は受話器を握って鳥肌を立てた。
東京に送るのだと言ったら、ベースの柴ちゃんが「僕らにできるのはこのくらいだけど」とくれた色紙。
一人一人が、そう考えて書いたのかは知らないけど、手渡してくれた柴ちゃんが語った想いが電話の向こうで語られていたのだ。届いてる!伝言ゲームの想い版だ。
彼女はキッチンで私が送った箱を空け、手にした色紙の空気を逃したくなくて「失礼ながらサランラップでくるんじゃった」というのだ。彼女のこんな感性が私は大好きだ。
学生時代も今もアイドルなどに興味も無く、色紙を持ったことがなかったと語る彼女。
「生まれて初めてもらった色紙が6号さんの色紙なの!嬉しいー!」だって。
「さん」と敬称を付ける、彼女の人間としての品の良さが泣きそうなくらい好きだ。
6号の4人にも伝えたい。私の喜びも含めて。

大事に心を込めたものは、ちゃんとモノに想いが乗って届くんだということを改めて確認できた夜だった。
彼女が語ってくれた素敵なことを忘れたくない。
大事に胸にしまって生きて行きたい。
私が触れたい居たい環境はこういう想いを感じられる人と場所、胸が温まる想いを共有したいんだ。そうやって繋がっていきたいんだ。嬉しかった。
裕ちゃん、友達で居てくれてありがとう。

貴重な電話の会話を反芻しながら眠れそう。嬉しかったなぁ。
東京と長崎、距離は遠くても魂がすごく近くに感じた。

●春風


春の風が吹く♪
広い公園のスペースに1本だけの桜の木にもたれかかって、一人でお花見。
甘いお菓子とお茶。
天気も良くて気持ちいい。
日常が「ゆたか」だってことに感謝。

桜に好かれてる幸せな私。

2006年03月27日

●6号 Live@市民文化ホール

九十九島音楽祭の最終日、行ってきた。
旦那さまが妻の私をそっちのけにしてサポートしているバンドを見に。そう、6号
市民文化ホールで、たくさんのバンドの皆さんがサウンドを聞かせてくれました。

このホールは文化財になってるらしくて、なるほど古くて趣が感じられる。
入り口を入ると小さなエントランスホール。既に音はダダ漏れに聞こえる。
向かって左側には2階への階段が、右には事務所がある。
正面中央に壁、壁の左右にある水色の扉を開けると暗いホール・・・と思いきや、喫煙場所のある横長に広いスペースが廊下のように見えて建物の左右の端のほうに男子トイレ・女子トイレがある。
ベルベットのエンジ色の幕が左・右・中央に低い天井からたらされている。
幕の横からスルリと入るとホール。まず低い天井の下、中央に音響、左右に客席。
低い圧迫感のあるそこを抜けると、二階席まで吹き抜けの高い天井。客席越しにステージが見える。
ステージの左右には広くて大きなスロープがステージ横にやはりエンジ色の幕で仕切られている。

面白いホールだった。低い天井の方にはぶつかりそうな位置にしっかり柱が二本ある。
1960年代?もっと前?の映画に出てきそうな雰囲気のホール。
くすんだ白い壁、木を白く塗ったような手すり、ステージ後方の幕もエンジ色。
きっと左右の長いスロープは大人数のバンドやオーケストラにも大きな楽器を運びやすいようにじゃないかなぁ。
私はツインピークスのフイルム逆回しセリフのシーンを思い出したり、Back to the Futureのプロムのシーン、吉本ばななさんの小説のシーンがうかんできて、一人でニヤけてしまった。
こんな古くて素敵な建物を大事に使って、しかも現役!素敵、佐世保市!!

6号の出番が近づくにつれて、ワイワイガヤガヤと建物の外にファンがどんどん増えてきた。
佐世保市以外にも長崎市や久留米から来た子もいるという。親子連れも、カップルも。
そおっとホールに入ると6号の出番を待った。
ステージの向かって左の幕の隙間からベースの柴ちゃんの姿が見える。白のTシャツ。
バンドとバンドの演奏の間にはオレンジがかったエンジの幕が左右から閉められる。
つなぎのイベントMCが「さぁ、それでは・・」と言った途端、ステージ前に駆け寄るファン。
もちろん私も走っていったさ。
だって6号のライブ、私には3ヶ月ぶりだったんだもん。

セットリスト(曲順と曲名)は以下のとおり。
「simple」
「現在」
「弱点」
「約束の場所」

やっぱり6号のライブは楽しい。
曲はリズムが気持ちよくて、サビのメロディは覚えやすい。
なんたってライブがいい6号。だってCDには無い「曲間」まで楽しいんだもん。
マツくん、柴ちゃん、タツキくんのそれぞれのMCが楽しい。
タツキくんのしゃべりの締めにドラムスとベースでジャジャン!と入れる、でもまだタツキくんが話す、タツキくんが締めをしようとしたらギターだけがジャジャン!と鳴って一人ぼっち演出に大爆笑。
私が好きなのは曲の中に入れ込んだメンバー紹介。ドラムスのQちゃんからはじまって、ベース、ギターと音が重なっていくところ、柴ちゃんのしゃべりとQちゃんのリズムの掛け合いが絶妙。タツキくんが繋いで、マツくんが締めくくる。ファンが湧かないはずがない。ファンじゃなくても心躍る、好きになる。

「現在」は新曲。歌い出した歌詞に覚えがあった。前日に6号の日記でマツくんが載せていた画像の真ん中にメモがあった。そこに書いてあったのを思い出して嬉しくなって、私は揺れながら全身を耳にした。マツくんが手を高くと歌いながら片手を上げた。ステージ下のファンの手が一斉に上がった。
みんな初めて聞くはずなのに一体感。ファンの愛情の深さ。6号マークのリストバンド。
嬉しそうな背中がたくさん。ステージ上の6号のメンバーのこの上ない嬉しそうな表情を見たらステージ下のファンがどんな顔してるか分かる。
「現在」はドラムスのリズム?たたき方?を変えているところがたくさんあってQちゃんをすごく注目してしまった。忙しい時間を割いてたくさん練習したのかなと想像したらイケメンがなおさらカッコよく見えた。何やっても得だよなぁ、Qちゃん。
知っている曲でも、マツくんの歌い方も合わせた柴ちゃんのコーラスも少し変化していた。
なんだよ、もう!これだから見逃せない。一回ライブを見逃したら大変。瞬きもしていられない。
だからライブにこれなかったファンの悔しがり様ったら、大変。
同じライブは二度とない、どんどん成長していく彼らを見れるこの喜び。
演奏終了して幕が左右から締められる。ファンの中から「よんにーさん!」「よんにーさん」と掛け声が繰り返されて広がる。幕の中央に狭くなる空間にマツくんが大きな口のビックスマイルで嬉しそうに手を上げて応えていた。

私は書き残したくてたまらない。6号がどんなに素敵か、どんなやつらか。
そんな6号に愛情を溢れるほど注いでサポートする人たちを。
回りのファンの熱や目に見える愛情の深さを。

その熱いキモチは、4月23日まで日ごとヴォルテージを上げている。
6号やスタッフは忙しいことだろう。ファンは待ち遠しく指折り数えることだろう。

どうか一緒に見て感じて欲しい、その日にどんなことがあるのかを。
ファンでなくてもいい、ただ「なんだろう」と思うあなたにも。
音楽が好きな人にも、人間観察が好きな人にも、イベントが好きな人にも、佐世保が好きな人にも、もしこれを読んで感じたものがある人にも。
きっと何か一つ、胸に感情が残ると思う。私にはそう言い切れる自信がある。


とにかく、ここをみて!→6号はじめてのワンマンライブ「佐世保の中心で、愛をうたう

4月23日、合言葉は「よんにーさん!」

2006年03月26日

●SandyTrip Live @アルカス佐世保

佐世保は音楽をする人、音楽が好きな人にとって素敵な街だと思う。
大きなライブハウスは無いけれど、音楽イベントはちょくちょくある。
24日から26日の3日間は「九十九島音楽祭」ってイベントで、街の中心部のあちこちで音楽を楽しめる。

今日は「MUSIC ISLAND 99」に行ってきた。といっても私はラストのサンディにしか間に合わなかったんだけど。
仕事着のままでハイヒールをカツカツ鳴らして走って行った。ゼェゼェ言いながら間に合った。
このイベントはチケットにオリジナルCD引換券がついてたのだ!
参加アーティストが一曲ずつ九十九島にまつわる新曲をレコーディングしたCDが。
CD付きでなんと990円。破格!
スポンサーには佐世保市も名を連ねている。素晴らしいぞ佐世保市!

SandyTripのセットリスト(曲目と曲順)は以下のとおり。
『ヨロコビノウタ』
『風の吹く丘』
『白い雲と太陽』
『朝陽』
『風音』
アンコールは『運命のきざし』

サンディの登場シーンでカズさんがベースのソロで登場。
かっこいいなぁ。カズさんのクイーンズイングリッシュも好きなのだ。
最近「Urbanフェチ」というバンドのドラムとしてサポートしてるカズさん、違う環境で得るものは大きいのか、この頃自分の見せ方がとても素敵。
PA担当の方はサンディの音が大好きで、曲を知るからこその音作りをしてくださる。
スピーカーの左右からぐるりと音が回って届くようにしてくださったり、のっけから気持ちいい。
私の愛する歌姫のステージ衣装は、柔らかそうな素材の優しい色合いのアジアンテイスト。
長袖の手首の辺りの袖が広がっていて、歌姫が腕を振るごとに手をかざすたびに美しく揺れる。
似合っているなぁ。たくさんの色のライトに照らされて、それはキレイな光景だった。

今回のCDに収録された『風音』素敵だった。
ここに住める幸せ、神々の宿る九十九島の側で生活できる喜びを私に感じさせてくれる。
九十九島という言葉は歌詞に全く使われていないけど、心に響く。
この島々でなくても、聴く人の故郷の島や大切な景色や心の風景にきっと繋がってたくさんの人の気持ちを揺らすことだろう。サンディの「ここだけ」限定にしないところも好き。いろんな人の心情に繋がる「のりしろ」が多いんだと私は思う。
『朝陽』も響いた。
歌姫が手を上に伸ばして空気を撫でるのも、子供がイヤイヤをするみたいに首を左右に何度の振るしぐさも大好きだ。ここに音とメロディと言霊があって一緒に歌姫の生命のエネルギーが瞬いているんだ。
サンディを照らす後方からのライト、足元の紫色のライト、上から緑色のライトがインドやインドネシアの染物のように混じって歌姫の衣装を染めた。ラストのサビの転調でオレンジ色の6本の光の筋が降りてきた。天使のはしごみたいに。私は息を呑んだ。空間が濃密で濃く感じた。

ここに、すごいアーティストが居る。もっとたくさんの人に知って欲しいと心から思った。
もしかしたら、明日もサンディのライブが見れるかも。
だって明日も野外で、公園のスペースで、ホールでライブハウスで、佐世保は音楽で溢れる。

こういうイベントに触れると、住んでいる街がもっと好きになる。

2006年03月24日

●傷

見えないところにある傷って、なかなか治らない。
なかなか治らなくて、忘れた頃にパックリ開いて勝手にドクドクと出血して痛くなる。
肉体だけじゃなく、心の話。

傷を負った経験がある人だけが痛みが分かる。
想像力のある人だけが傷の痛みを想像できる。
傷を負って治して克服してきた人だけが強くなれる。克服の過程とやり方を知っているから。
なかなか傷を克服するのは大変だ。傷に向かい合わないと克服できない。
自分の傷に向かい合うことは、痛いことだから。

人を傷つける言葉はできたら使いたくない。
言葉を発したこちら側に悪気はなくても、受け手側に傷を負わせてしまうこともある。

たとえば、車の小さなネジのようなものが一つコロンとあるとする。
知識のあるお仕事をする人しかその部品が車のもので、どこにつけるものかは分からない。
車に関わらず生活していたら、その部品がどんなモノなのかすら知りもしない。
なんだろうと蹴っ飛ばすかどこかに置くかくらいはできても、存在すら知らないのだから。
どんなものが傷なのか、どんな言葉が傷になるのか、傷に触るのか、ものすごく個人的なこと。
でも傷は、そこに確かにあるのだ。
周りが分からなくても知らなくても、そこにあって痛いのだ。

発する側も受けて側も、どこが安全地帯でどこが危険地帯かなんて知らないんだ、実は。


私の小さな取るに足らない傷の話。
思春期の女の子、気に入らないことがあったからとゲーム感覚で一日誰かをシカトする。
あはは、あの子一人ぼっちと聞こえるように声がする。
ざまぁみと聞こえる。
仲間内の連帯感?
他人の不幸感は蜜の味?
翌日何事もなかったように振舞われてもその一日はシカトされた寂しさや不安感や空しさは消えない。
ゲームに参加しなかったらシカトされた。
何日続いてもグループに入るのは嫌だった。
同年代か学生までの女性が制服みたいな同じ格好で集団になっていると背中が硬くなるのが分かる。
今も。
仲直りしても、理由が分かっても、悪気は無かったのだと分かっても、何年過ぎても、大人になっても、納得して克服していても。今も。
そんな小さな傷は数え出したら限が無い。
克服しているから、ああ、思い出して怖くなったんだね、よしよしと自分をHUGできる。
周りにそういう人が居るということは、類は友を呼ぶ、私もそういう人間だったのだろう。
嫌だ。私は人の痛みを眺めたり嫉妬を煽って楽しいなんて思いたくない。


昨日手術した友人、今日退院した。
しばらくは自宅安静。見えないところは今も痛い。
お薬飲んで痛みを抑えているし、お化粧してきちんとお洋服を着ているから見た目には分からない。
でも、ゆっくりしか歩けないんだよ。分からないかも知れないけど。
早く良くなりますように。

これから入院して手術する友人が遠くにいる。
少しでも痛くありませんように、安全にきちんと手術が完了しますように。
心も体も一日も早く回復しますように。遠くからパワーを送る。

身近に、凹んだり、しょげたり、痛みを抱えている彼女や彼やキミやあなたが居る。
野生動物みたいに穴の中でじっとして傷を舐めて自然治癒を待っているのもいいけど、私たちは人間なのです。
山や海や木や草、観葉植物や花瓶の花からも元気をもらえるんだよ。
彼や彼女やキミやあなたを大事に思ってる人もいっぱいいるんだよ。
心の中の傷を癒すのは最終的に自分でしかできないけど、癒すエネルギーくらいは周りからもらえるよ。

私も強くなりたい。優しくなりたい。
偽善者と指をさされたらそれでもいい、そう言いたい人には偽善者と思われて結構。
もう指をさされても怖くない。
気にしすぎ?繊細で何が悪い。いろいろ感じられるアンテナが多いだけだよ。
ポジティブの針の触れ幅も大きいんだ。
傷を負っても、あいててててて・・・と言いながら生きていくのだ。
傷つくのも痛がるのも私の勝手だ。
できたら楽しいこと嬉しいこと生きてて良かったなって思うことを分かち合って生きていきたいんだってば。
できたらじゃなくて、そうするんだ。

2006年03月22日

●『ピーターパン2』 Peter Pan in return to Neverland

持ったまま見ていなかったDVDを見た。
ディズニーの「ピーターパン」の続編を今頃。

ジョンとマイケルの2人の弟たちと共にネバーランドを冒険したウエンディは、大人になって実家に住んでいる。
戦争でロンドンは空襲に遭い、あちこちで火事もある。ウエンディの幼い子供たちは戦争中に育つ。
ウエンディの夫は戦地へ赴く日、上の娘ジェーンは父親から母と弟を守ることを約束する。
厳しい現実の中で夢や希望を失った娘ジェーン。
現実を見つめながら、息子にピーターパンの話を聞かせ続けるウエンディママが素敵。

私の初恋の人、ピーターパン。
小学校の図書館で何度も借りた覚えがある。
ティンカーベルが弱っていくシーンでピーターが妖精を信じる子は拍手をして!と世界の子供たちにお願いするところでは本を抱えたまま拍手したものだ。
原作のラストシーンは、再びピーターパンがウエンディを迎えに来た時、ウエンディはママになっていて、ウエンディの娘がピーターと飛んでいくという切ないラストだった。
大人になると飛べないのだと、ネバーランドには行けないのだと幼心に悲しくなったのを思い出す。
そして初めて生理が来た日、これで決してネバーランドには行けないのだと本気で落ち込んだ。
まだ一度も行ったことが無いのに、迎えも無いまま行けなくなってしまったのだと。
我ながら思い出しても、かわいいなぁ。
ピーターといつも一緒のティンカーベルに本気でヤキモチを焼くお嬢さんだった。

この映画の一番好きなのはラスト付近。
ピーターに恋をした大好きだった女の子は、大人になった今、涙をこぼすに違いない。

また原作が読みたくなった。
ウエンディみたいなママになりたいな。

2006年03月19日

●散歩


朝の散歩ができるなんて贅沢。
まだ少し冷たい風が頬を撫でる。
鳥の声や木々のざわめき。
今日は池ちゃんの誕生日。そしてサミーちゃんの結婚記念日。
会えなくても想っているよ、おめでとう。

朝のおひさまに照らされて昨日の夜の訳の分かんない寂しさが溶けた。
自然不足だったのかなぁ。

●真夜中


いくつになっても、家族といても、愛されていても
寂しい切ない夜はある。

切なくてどうしようもない時、タイミングよく乗ってくる猫の重みと温もりに心が暖まる。

ヒビが入った花瓶みたいに少しづつ涙がこぼれる。

♪涙が出るよ
♪こんな何もない夜には
♪涙が出るよ・・
松千『涙色の夜』
四月のシングル発売が待ち遠しい


寂しい。
山に囲まれた景色が恋しいよ。恋しいよ。

2006年03月12日

●男の子の部屋

びっくりした。
ガヤガヤと玄関を靴でいっぱいにして、おじゃましたお部屋。
なんだこりゃ、すごいぞ。

誰かに聞いてはいた。
かっこいいんです、屋根裏みたいな感じで。とにかくかっこいいんです!って

お邪魔して実感。なーるほど。
急な階段を案内されて昇ったら、ドーンお部屋だった。
天井が近い、やっぱり例えるなら屋根裏だぁ。
日本家屋の素晴らしい梁が素敵。
お部屋の中央に大黒柱があるのにそれを感じさせない家具の配置。
壁に沿ったTVやスピーカーに、蔵書とビデオとDVDとCDと・・・。
こんなにカラーボックスをキレイに上手に収納に使う人を、私は知らない。
『美しい部屋』に出てきそうな、月9で「魅力的な脇役の住む部屋」撮影に使われそうな感じ。
いろんなものに紛れて彼女さんと撮った写真が飾ってあるのも素敵。
真ん中に1本芯がとおってる人柄が、部屋にも表れていた。

部屋への愛情、物への愛情、ちゃんとかけてあげなくちゃと自らを反省した。
自分にとって何が大切で何を大事にしたいのか、あんまり考えていないんだな、私。
ラッキーだな、とっかかりが分かったぞ。
今月中に身に付けよう。
ありがとう、お邪魔いたしました。

2006年03月11日

●こんなに遅れて?

また恋に落ちました。
ダミアン浜田さん・・・・・。

このところ、我が家では「聖飢魔II」のライブビデオだとかビデオクリップだとかが流れています。
もともと1999年に解散になったらしいバンドのビデオ。
大体、デーモン氏くらいしか知らなかったんだよ、私。
旦那がコピーバンドの練習を週に一度始めて早、1ヶ月。
あんまりTVに映ってると見ちゃうじゃん。一緒に住んでるんだもん。

白塗りの、じゃなかった、あれが素顔らしいんだけど(あー、めんどくさいなぁ)
メンバーの皆さんの顔色の中で、ダミアンさんだけ普通の顔色なのね。
あれ?と思って見てたら整ったお顔立ち・・・
出で立ちもなんだか皆さんと違うし、ギターを弾いてる指先も繊細で色っぽい。
えー、目が放せないじゃん・・・・

というわけで、もう活動していないバンドのしかも初期のメンバーらしいギタリストにお熱なのでした。

音楽室で若かりし日のカラヤンの写真を見て一瞬で恋に落ちた高校1年の春を思い出しました。
お馬鹿なところは、ちっとも変わってないらしい。

2006年03月09日

●図書館

図書館に立ち寄った。
でも、図書館利用カードを忘れたことに気づいた。

仕方がないので、書棚の間をゆっくり歩く。
思いついて原田宗典さんの本を探す。
6号の柴ちゃんがホームページの日記で好きだと書いていた作家さん。
エッセイが素晴らしいと柴ちゃんが書いていたから、エッセイを。

一冊、手に取って読んでみた。
学生時代のアルバイトを振り返り書かれたエッセイだった。
面白い、もうちょっと読んでみよう。
図書館のソファーに座って読み始めた。

面白かったなぁ~。読み終わった本をパタンと閉じて気づく。
あ、おしっこ行きたい。
うー、なんだか寒い・・・。鼻水たれてる・・。
またいろんな事を忘れて読んでいたみたい。
二時間くらいタイムスリップ。

2006年03月08日

●言葉のパワー

凹んじゃったから元気になる為に書いている。
誰の為でもなく、私のために書いている。
切なくてたまらない。


顔を見てお礼を言いたいと、かわいこちゃんが尋ねてきた。
そんなに丁寧にお礼を言われるような事をしたわけでもないのに。
でも、そんなふうに言われたら嬉しいよ人間だもん。

とある披露宴でお仕事をした。
新郎新婦の友人として出席していたカップルAちゃんとBくんは結婚が決まっていて
男性の声で司会を探している・・・と新郎新婦を介してお問い合わせが寄せられた。
無い人脈をフル活用して紹介した。
関わった私もお祝いを伝えたくてカードを会場付けで送っていた。


約一ヵ月半後の昨日、Aちゃんからお礼の電話。
お世話になった礼を会って伝えたいという。あらら~なんて丁寧な。

夕暮れに尋ねてくれた、Aちゃんはニコニコと話してくれた。
二人の披露宴の話や男性司会者のこと話した後に、ピンクの封筒を渡してくれた。
何かお礼がしたくて、と。もう知っているかも知れないけど・・・・と彼女。
なんだろう?

開いてみると、エステの案内。
3回の無料体験エステのチケット。
なんとなく話しが何かの導入っぽい流れではあったんだ。
私の野生の勘が「やんわりお断りしろ」と言っている。
貴重なチケットで、予約が決まっていないと渡せないものを頼んで頂いて来たという。
私はたて込んでいて予約ができないこと、友人からも美顔の紹介があることなど100%本当じゃないことを罪悪感を感じながらも話した。
全部嘘じゃない、すぐに予約なんかできないもん、スケジュールを確認しないと。
友人が「これいいよ」と教えてくれる化粧品もあるから嘘じゃない。薦めているのではなく教えてくれるもの。エステじゃないんだけど・・。
お願いしたい時は連絡するからひとまず返しますね、とエステは逃げた。
AちゃんとBくんの披露宴の素敵な写真を見せてもらって、嬉しくてありがとうとお別れした。

なんだか変な感じがして、ネット検索してみたら・・・・・出てくる出てくる。
やっぱり・・・・・マルチ商法だった。
お断りしてよかったと思いながら、ボディーブローみたいに悲しさが湧いてきた。
かつて机を並べた同級生が10年ぶりに、突然連絡してきたことが思い出された。嬉しくてあったかくなるような言葉を発して。商売の為に。マルチ商法の為に。
マルチ商法の全てを悪いとは言わない。商品や性能や理念に素晴らしいものはある。ただ、その販売方法が嫌だ。

人の心に響く、あったかくて嬉しくなる言葉は、
気持ちよくさせて、気持ちよさの檻にやんわり閉じ込めてそこから吸い取ってお金儲けに使う為じゃない。

人の心に響く、あったかくて嬉しくなる言葉は、
和らいで、ほこっと冬の陽だまりみたいな気持ちで、誰かと気持ちを共有して、心の柔らかくて暖かいところを愛しく大事に抱きしめる為にあるんだ。結果的にお金になることがあっても、お金を集める流れを無理やりに作ることじゃない。
そういう言葉は、ちゃんと正しく使うんだ。
なんだか分からなくして煙に巻いて、納得していないのに無理にお金をやみくもにたくさん集める為じゃない。そういうのは騙しだ。詐欺っていうんだ。
ああ、私も知ってる。言葉に力があることをすごく知ってる。
正しい方向に言葉を使おうって決めてるんだ。絶対に。

Aちゃんも全部100%セールスで来た訳じゃない。
少なくても、ほんのちょっとでも私の顔を見たいって思ってくれたのかもしれない。
写真を見せたかった気持ちもあったんだ。
嘘じゃない。分かってる。でもそのほんのちょっとを元手にして釣りをしてるのが分かってしまった。
彼女の割り切りのラインはどこにあったんだろう。

でも、彼女はちゃんと引いてくれた。
無理やり押しては来なかった。そこに救いがあった。

彼女のおかげで言葉の使い方を、私のしたい使い方を改めて気づかせてもらったんだ、きっと。

友人の結婚式でいろいろ手作りして嬉しそうにニコニコしていた彼女を思い出して、今日のことと並べて勝手に切ないと悲しくなるのはもう止めよう。人間だもん。負も陽もあるんだよ。
両極端に針が振れたり、混じったりするんだよ。人間だもん。

吐き出したら楽になった。落ち着いた。
いいんだ。私は自分の決めてる使い方を貫けばいい。
こんなことで凹んでどうすんのさ。

2006年03月05日

●すてきなひと

人柄が姿かたちに表れてる素敵な人にお会いした。

縁にファーがあるフード付きのオレンジ色のダウンジャケット
お髭に覆われた口には禁煙パイポ
髪をくしゃくしゃとかきあげてニコニコして迎えてくださったナイスミドル

魅力的なんだ。


福岡でお会いしたPAさん。
「キーン」と響くハウリングという音が出ると、私の知ってる限りのPAさんは音を下げる。
でもこのナイスミドル、音を上げるのだ。「これかー」「こいつかー」って。
スタジオを経営する、自身もギタリストである彼のケアは細やか。

素敵なオトナだなぁ。

2006年03月04日

●幸せオーラ

なんだろ。
会場全体が包まれてる感じがした。

進行をさせていただいた披露宴。
大人数の招待客。大騒ぎ。
でも、イベント事ではものすごく集中。
ウエディングケーキ入刀、半端ないカメラの数。携帯撮影の多さ。
ブーケ、ブートニア、ヘッドドレス、ウエルカムボード、友人の手作り。
大騒ぎにつぐ大騒ぎの余興。酔っ払い多数。
それなのに新婦の手紙では水をうったように静まって耳を澄ます。
その落差と集中の度合いにも愛を感じた。
愛溢るる時間だった。

どんな披露宴も一生に一度のセッションで素敵だけど
それぞれ愛情が感じられて嬉しくなるのだけど
大人数の時は、いや大人数じゃなくても「おつきあい」とか「どうでもいいや」とか「ケッ」とかそんな雰囲気を発する人が居て、そういう人も居るし珍しいことではなくて、むしろそんなことは多くて、悲しいけど仕事だし、そういうもんだよなぁ・・・悲しいのに蓋をして慣れっこになっていたんだけど。
なんだか今日は大人数がみんなで愛情オーラを発していて、それがものすごく心地よくて凄く嬉しかった。

嬉しかった。
よかった。まだ感覚が麻痺してないや。
そんな自分にも嬉しかった。
涙をこぼす新婦をぎゅっと抱きしめた新婦の父が素敵
新郎の父の泣かずに食いしばる結んだ左手や
ものすごくいい笑顔の新郎の両目から流れ出て落ちる涙

人間っていいな。
あったかくて幸せなオーラ。
いつでもそういうエネルギーに触れていたいな。

2006年03月03日

●SandyTrip Live in 福岡市立鶴田小学校

縁あって同行させて頂いたサンディのライブ。
サンディの2枚目のアルバムHourglass(アワーグラス)に収録されている「朝陽」。
この曲には子供たちのコーラスがある。
PVにも出ている彼らは収録当時4年生だったが年卒業。
卒業前の親子が共に過ごすイベントにサンディがゲストに呼ばれたのだという。

朝、晴れていた空は薄く曇り、雪が舞い出した。
リハーサルに訪れた会場となる体育館の窓からは、ほころんだ梅の花と吹雪く雪模様。
暖房の無い体育館のキンと冷えた空気の中に、頬が緩む光景があった。

中央にセットされた12程のテーブルのそれぞれに8つ程のパイプ椅子。
体育館の壁左右には児童の椅子に立てかけた自画像がたくさん。手作りの額に入って。
ステージ前には、子供たちが父兄に演奏するのだろう、グランドピアノ、アコーディオン、ピアニカ、鉄琴、木琴、大太鼓・・・・。
ステージはエンジ色の飾り幕に縁取られてサンディの到着を待っていた。


リハーサルを終えると控え室に案内され、私もスタッフとして同席させて頂いた。
テーブルにお花のアレンジがあった。
梅・桜・カーネーション・・・・ストーブで温まった部屋で梅や桜の花が咲いていた。
心遣いが嬉しいと笑顔になるサンディの二人。
3月3日のこの日、アレンジメントの器に立てかけてお雛様がいらっしゃった。
image1.jpg
かわいらしい手作りの折り紙雛。

子供たちがお昼用にとお母さん達とテーブルで食べるサンドイッチと同じものを用意してくれた。
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手作りのロールパンのサンドイッチ。デザートの苺も二つ入ってる。可愛い。
家庭科室で作った感じの味がした。子供たちの気持ち分もおいしい。

小学校に居ることが嬉しくて、横開きのガラガラという扉も、鳴るチャイムの音も、廊下の冷たさも。
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何もかも懐かしくて嬉しくて。幸せだった。嬉しそうな旦那、廊下を歩く。

サンディの出番。
子供たちとお母さん達に拍手で迎えられてぁゅぁゅとカズさんがステージに立つ。
ステージの上と横を縁取る幕のエンジ色。
ぁゅぁゅのエスニックっぽいステージ衣装の模様の色。
カズさんが抱いているギターの面白い形のピックガードの色。
キレイな同系色だった。

セットリスト(曲目と曲順)は以下のとおり

ゆりかご
フォトグラフ
レンガの街
朝陽

子供たちもお母さんも集中して聞いていた。
歌姫は嬉しそうに、本当に伸びやかに嬉しそうに歌っていた。
向けられた子供たちの瞳にも映っていたに違いない。

初めてライブで聴けた『フォトグラフ』に、いろんな思いが重なってぽとぽと涙が落ちた。
もう望めない組み合わせと笑顔を思い出しては胸が痛くなった。
メロディが歌姫の声が言霊が、簡単に私のスイッチを押す。

珍しくカズさんがライブで長くMCをした。
4年生の頃にドラムを始めたこと。6年生の頃にはプロになろうと夢を抱いたこと。
そして、今もその想いが音楽を続けているもとになっていると。
上っ面の言葉じゃない、重みと強さがあった。
行動が言葉を裏切ってないんだ。だから嘘が無いんだ。
でも、びっくりした。いつもおちゃらけたカズさんが、そんなことを言うなんて・・・
ぁゅぁゅもステージ上で同じように思ったようで「いつになく真剣・・」と面食らっていた。
私も「そうそう」とヒヒヒと笑っていたけど、会場内は真剣だった。

4曲を演奏し終えて、花束をもらっていたサンディの二人。
会場を出るときにも写真攻めにあっていた。
女の子達は積極的で、男の子達は遠巻きに恥ずかしそうに後ずさりしていた。

貴重なライブを堪能したばかりか、小学校をもう一度体験できて嬉しかった。

上にぶら下がったバスケットゴール、黒い暗幕、床の木目と赤白水色のライン
校庭の砂埃、青いジャングルジム、廊下に響くチャイム
昼休みや掃除の時間の放送、ほうきで戦ちゃう男の子達
みんなみんな懐かしくて恋しい

2006年03月02日

●カフェが好き

何でだろう。カフェが好き。

働く人を眺めるのも、お店の中で過ごす人を見るのも、
道行く人を眺めるのも、文庫本を読むのも、
手紙を書くのも、手帳にこまごまと書き込むのも、
一人でボケーっとするのも好き。
誰かと一緒におしゃべりを楽しむのも好き。

今日は待ち合わせをした。
英語の先生ヒロコさんと。
リスニングの為にも英語でお話してもらった。
ヒロコさんとバイバイしてから雪が舞ってきた。
寒くてひょいと入ったお店で、出逢っちゃった。
大好きなハリランの大きなネルシャツ。
ダーリンに買って帰った。

カフェ、いいなぁ。
カフェをするの、いいなぁ。
でも自分でサーブするのはメンドクサイなぁ。
カフェに居るのが好きなのに自分で過ごせないのは嫌かも。
うん、オーナーになるってのはいいかも。

オーナーで常連さんなの。
好きな席があって、いい感じに木漏れ日が入って、
写真集とかうるさくない雑誌の棚があって
BGMもそんなにうるさくなくて
端っこにギャラリーとか雑貨を置いて
スタッフは「くつろいでる人を見ると嬉しくなる」人がいいなぁ。

おばあちゃんになる頃、カフェのオーナーになりたいな。
大原照子さんみたいな素敵なおばあちゃんになりたいな。
そしてダーリンとシワシワの手を繋いで通えるといな。
夢のひとつ。