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2005年12月31日

●再会 と 白馬の王子

友人に会いに、ハウステンボスに行ってきた。

昨日までの熱が引いた。
喉はガラガラ。痰はゴロリと白っぽい。
風邪移すかも知れない、でも、一目でも会いたかった。
昨日の予定を今日に変更してもらったんだもん、何としても会いたかったの。

彼女と私は4年間、同じキャンパスに通った。
一人ぼっちのオリエンテーションで一目見て仲良くなれそうな気がしてナンパした。
一緒にサークル巡りをして、あちこちツマミ食いして、4年間ずっと居たのはたった一つだったけど。
学部と学科が一緒なだけで、専攻は全然違うのに、しょちゅうつるんでた。
卒業して遠く離れ、彼女の結婚式には横浜で友人スピーチをさせてもらった。

長い髪の印象しかなかった彼女は、ボブの短い髪が似合ってて、なんだか若く見えた。
久しぶりすぎて、彼女の隣には4歳の男の子が居た。デカくてものすごくやんちゃだった。
お母さんなんだけど、彼女のキャラクターそのまま子供が隣に居る感じで、すごく楽しかった。
ここに人間が3人居るって感じ。

貴重な時間を大事に過ごしてバイバイした。
名残惜しくて、後ろ髪引かれまくりだった。
ただ、会えて嬉しかった。

会ったら、あの頃も、あの場所も、仲間達も鮮やかに思い出した。
バイバイしたら、その瞬間に恋しい気持ちになった。
恋しいって思える自分が、なんだかかわいかった。
寂しがりやなんだなぁ、と思った。
だから人と繋がりたいんだなぁって。
な~んだ、だからバイバイするときって何回もしちゃうんだ。ははは。

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2005年12月30日

●風邪に飽きました

もうたくさんだよ~
もういいよ~

相模原から友達がハウステンボスに来てるのに
会いに行けなかったよ~

いかん、こんな弱気では!

2005年12月27日

●『王国 その3 ひみつの花園』 よしもとばなな著

ばななさん、大好き。
大好き。大好き。大好き。大好き!

この本、発行が11月25日だった。
でも、新刊が出ているのを知らずに昨日買った。
そんなに好きなら、調べて発売日に手に入れろと言われるけど、
私は、大好きだからこそ知らずに本屋で出会いたい。
まさに、現在の私の状態に「巡りあった」タイミングで手に出来た。
昨日までに何度か本屋に行ったのに、一体どこを見ていたのでしょう
このタイミングで手に取ることができるように、何かによってか自分のフィルターによってか
遠ざけられていたとしか思えない、と思い込みの激しい私は思う。

帯も、新刊案内も全く読まずに手に取ったので、何の先入観も持たずに手に出来た幸せ。
シリーズものの3冊目だったから、前どんなだったかな~と思うより早く
手のひらに本を乗せて表紙を開いたら、勢いよく2冊目までのストーリーを思い出した。


読み進むうちに
このところの落ち込みと悲しみと不安感が、涙と共に溶けた。
出合いだった。
ちょっと前でも後でも、きっと違う。
二回目に読むのからも、またずっと違う。
大事に、大事に読んだ。
ラストに近いあたりで、頬に涙が伝ったまま声に出して笑っている自分にびっくりした。
昔からだけど、世界に入り込んでしまうところがある。
隣でゲームしている旦那に「怖いよ~」と笑われて実世界に戻った。
反対側の隣には、コタツで温まりすぎて出てきた猫が涼んでいた。

ばななさんの世界は、登場人物も風景も、色も、空気感さえ、この世に本当に存在している存在感の匂いがプンプンしてくるので、たまらなく好きだ。
たぶん、ものすごくエッセンスを凝縮して収められているんだろうと思う。
ばななさんが私が生きている現在に存在して、世に本を送り出してくれていることが嬉しい。
同じ今世に生きているなんて夢みたいだ。


なんだか要らないものを削ぐことができた感じがしたので
いい予感のまま実家に電話してみた。

下の妹が出た。

ただ声が聞けたこと。穏やかな声だったこと。
やっと彼女に触れることができて嬉しかった。恋しかったんだ。
短い時間で全部を伝えられないことも、妹が全部を私に伝えたくないだろうなということも
計算じゃなくて彼女は彼女なりの人生を一生懸命歩んでいることが分かって安心した。
きっと本人が知らずに作ってしまってることがあるだろうということも
そっくりそのまま私の大事な妹なんだなって思えて。

罪悪感や私の勝手な悲しみも消えた。

大丈夫。大丈夫だったよ。

いろんな人に愛情をもらってる。
本からでさえ、こんなに伝わった。

よしもとばななさん、ありがとう。
今までもこれからも、ずっとずっと大好きです。

2005年12月26日

●HUGの暖かさ

旦那さんの運転手がてら長崎に行った。

長崎に住む友達に、数分でもいいから、一目でもいいから、会えるといいな・・くらいに思っていたの。
顔を見たら、それだけで安心した。
どれだけ彼女に話したかったか、自分でもびっくりするくらい分かった。

たった数分の間に、シンガポールのマーライオンみたいに
言葉が口からほとばしって出て行った感じがした
オフィスの狭いエレベーターホールで
短かったけど、私にとって、ものすごく濃い空間と時間だった。

私の家族を含めて全てを分かってくれて、認めてくれて
うんうんと聞いてくれる友人がいるのって、どれだけ救われることだろう

相変わらず細いウエストに手を回して何度もHUGをした
涙する私を受け止めて、目を潤ませて聞いてくれた
ただ切ないと繰り返す私の背中をさすってくれた
ものすごく忙しい仕事の途中なのに

彼女とは居たかったけど、弱っている私の今日のココロには、その建物に長く居られなくて
懐かしい人たちもたくさん居るんだけど、逃げるように出た。
前は、自分のことが本当によく分からなかったので、疲れていても無理をしたり
体に負担になるのに、居たくもないのに無理をして踏ん張っていたりした。
今は野生の勘みたいな自分の内側の声を素直に聞けるようになった。
それでも、来ているのだけ知らせたくて一人にメールをした。

書店でよしもとばななさんの新刊2冊を手に入れて
カフェに入って
見たかった『スロウマップ』って無料の30分の映画を見て
またお茶をして、我慢できなくなって『王国 その3』を読み始めて
そろそろ旦那のお迎えかな・・と席を立って歩き出したら電話がかかってきた

メールを出した相手から

彼女の持つ不思議な魅力も、ちゃんと電話を通じて伝わってきた。
顔を見にいこうかと思ったけど、ちょっと弱っててオフィスまで行けなかったと正直に話した。
時間があって、あの建物の外でなら会いたかったな。

ちょっと熱っぽかったけど行ってよかった。
人にもらえるエネルギーって暖かくて和む。
しかも私に好意を持ってくれている友人のエネルギーは格別だ。

ただ、寂しかったんだ。
義弟が離れてしまうみたいで
妹と話せなくて距離ができてしまった気がして
関わったものが壊れてしまうことが切なくて
自分の内側に寂しい感情ががんじがらめになっていたんだな。


分かったから、もうちょっとで超えられそう。
この感情にも意味があるんだ、きっと。


佐世保に着いて、今からTRENDY家で牡蠣パーティ。
なんて素敵なタイミング。
おみやげは、桃太呂の「ぶたまん」♪

池ちゃん、ありがとう。
としこっち、電話ありがとね。

2005年12月23日

●縁は異なもの

旦那の母方のおじいちゃんの法要に出席した。

私が旦那と出会った頃には、もう現世にいらっしゃらなかった。
語られることとアルバムに貼られた写真が全てで、ご本人の生の人柄に触れたことは一度も無い。
旦那の叔父さん、伯父さんたちに良く似た遺影。
献花をしてご挨拶した。
何度もお墓参りに行った事はあるのだけど、こうして写真を目にすると違った感じがする。
海の無い信州で生まれ育った私が、縁あって長崎へ嫁ぎ、おじいちゃんの写真と向き合っている。
おじいちゃんの血を引く旦那さんと夫婦になったことで親族になった。
不思議だ。

姑さんはいつも着物だけど、今日は私も義妹と一緒に姑さんの着物を着た。

正直メンドクサイと思っていたけど、これも親孝行の一環だと義妹と意見が一致したので着てみた。同系色の着物を着た私たち、こっそり仲居シスターズと呼んでいた。

旦那の母方のいとこのみなさんやその配偶者の皆さんは、とてもフレンドリーで
海超え山超え嫁いだ私とも仲良くしてくださるし、親戚が集まると言われてしまう余計なことにも
後から何かと気にかけてフォローをしてくれる。
この繋がりはなんだろうな、、と思っていたら、無くなったおじいちゃまが家族や親戚と一緒に一年に一回は必ず写真を撮るのが好きで、その為に集まるのが好きだったとのこと。
そこからの流れなのだろう。もれ聞く話も、おじいちゃまと姑さんの似てる部分を見つける。
メンドクサイし、なんだか見栄っ張りみたいで好きになれなかった集合写真も、そういう背景があれば「へぇ~」と何だかすんなり納得できる。
未だ苦しくて仕方が無いこと、熱が出てしまうこともあるけれど、全部私の内側の問題だし、
旦那を取り巻く環境をも全て受け入れられる深さが身に付けられる日も来そうな感じがする。
何年後か何十年後かは分からないけど。

私たちのお仲人さんもいらしてて久しぶりにお話をした。
長野の私の家族の話題になると胸が痛んで、ただ相槌を打った。
まだ話せるほどに時間が経過していない。

噂でしか聞いたことの無い同業者の方にお会いできた。
予想してたより素敵な方で、魅力的だった。
変な誤解も解けて、お会いできて本当に良かった。


帰ってきてポストを空けたら手紙が来ていた。
高校時代を共に過ごした友人。11月の別の友人の結婚式で久しぶりに会えた友人から。
結婚式の写真と共に手紙が入っていた。
あんまり嬉しかったので一部を書く

  ねこのハグは いつも気持ちよくて大好きです。
  顔を見れて言葉をかわせたことが嬉しくて
  家に帰って来た今も、元気の素になっています。
  時を経て、ますます好きになれる友人をもてる幸せを感じています
  ありがとう。
  また会うよ!ゆっくりお茶しようね!
  お仕事姿のねこは りりしくてかっこよかったです!


彼女の手紙と写真が、どんなに私のササクレ立った訳も分からない悲しみの心を癒したか
何度思い出しても彼女の暖かさや優しさに触れて私の魂は嬉しくて涙するに違いない。
この時期に、このタイミングでポストに入っていた偶然。
彼女の手紙が、今度は私の元気の素になる。

裕子、ありがとう。

2005年12月22日

●縁って、なんだろう

昨晩、携帯に私を揺るがすメールが届いた。

「離婚届を書きました」

義弟からだった。
下の妹と義弟、小さい子供2人の4人家族の彼ら。
ずっとずっと乗り越えられるなら4人で笑っていて欲しいと願っていたんだけど。
もう、どうにもできない段階だったのだと、私もようやく悟った。

「話したっていっしょ、どうしようもない」相手だと下の妹から認識されて以来、
接触する機会が無い私は、義弟によってたまに連絡をもらっていた。
お別れも、袂を分かつことも、環境を変えることも、形あるものが壊れるのに向き合うことにも、何かを手放すことにも、いろんな変化にも・・・・相変わらず苦手な私は、元の形を望んでいたんだと思う。
それが、向き合っても、文面からも痛いくらい伝わってしまっていたんだろう。
話を聞けなかった自分。下の妹に対する引っかかる罪悪感。

動揺して、上の妹に電話した。
夜中の、日付が変わった頃に話をした。
夫婦としてもうやっていけないと決意した彼らは、
それまでの険悪な雰囲気ではなく、二人で実家のダイニングテーブルで
向き合って穏やかに話したのだという。
その前日には実家で家族会議も行われたのだという。
遠く離れた私には、もちろん声がかかるわけはないけど。
近くに居ても、きっと彼らの状況や心理状態や決意を理解するのに時間がかかっただろう。
自分の意思と、自分の弱さと、甥姪可愛さのフィルターがかかっているから。

どうしようもないんだ。時期がきたんだ。
誰にも、どうすることもできない。
気持ちが離れてから、ずっと自分を保とう頑張ろうと努力を重ねていた長い時期を越えて、
周りの説得や努力は、既に遅かった。
サインを見逃していたのかも知れないけど、それも、そういう運命だったのかも知れない。

義弟が死ぬまで子供たちの父親であるように
彼は、法的に義弟でなくなっても、私の弟なのだ。
それだけは変わらない。

今は切なくて、どうしようもないのは分かっていても、当事者でもないくせに、
気持ちの持っていきかたが分からなくて動揺している。
もう少ししたら自分を落ち着ける理由が見つかるだろう。
どうしてこんなに悲しいのか、こんがらがった感情の糸をほどいて落ち着けるはず。

話して気持ちを聞いてくれた上の妹に「ありがとう」と「大好き」を言って電話を切った夜中。


佐世保でも昨日の夜から雪。
午前中、実家の母へ電話をすると、下の妹は届けを市役所へ出しに行ったのだという。
想いの強さや長引けば長引くほど両家を巻き込んで感情がもつれてゆくからと
子供たちへの想いが法的手段になる可能性を避けて、考えられた潔よさ。
妹と義弟の新たな一歩の決意が伺える速度。
切なくて切なくて身を切られる思いだろう。
夫婦がお互い歩み寄れないとお互いに夫婦として認めていけないというのだから仕方ないと、
弱弱しい声だった。母も苦しいんだろうな。

今日、雪が溶けたのに、雪で身動きが取れない理由をいいことに自分の気持ちと存分に向き合った。

まだ、答えは出ない。

2005年12月21日

●弱点

逃げるのは私の良くない癖。
一度自分のからまった感情をほぐして考えるには別の場所に身体ごと移動するとうまくいく。
誰も侵入してこないことが保証される自分だけの空間を確保する。野性的に、本能的に。

向き合ったまま冷静になって対処できない。
仕事や社会的な立場の時、大事な人を守るとき、自分を押し殺してでも戦わなきゃならない時や理由があるなら我慢も利くし頑張れる。
でも、自分が自分でありたい場所では、ついつい自分を甘やかしてしまう。


強く言われると、それだけで逃げたくなる。
重要なのは、それが「強く言われている」と私が感じているだけで、相手には非がないことだ。
私が「苦手だ」と感じているだけで、相手が悪い訳じゃない。
「関わりあいになりたくない人」だと私が勝手に決め付けているだけで、相手に悪意がある訳じゃない。
関わることになったのは、実は神様からのギフトと宿題で、私が乗り越えられる問題集と課題をもらってるだけなんだ。
相手側の問題じゃなく、自分の内側の問題なんだ。

変えるのは相手じゃなく自分。
越えるものは自分の内側の壁。
向き合うべきは、自分の弱さ。
こんなにも小さなことで簡単に自分を保てなくなってしまう自分の弱さ。

答えが出たら安心した。
大丈夫。落ち着いた。答えが出た。
それに私は独りじゃない。

2005年12月20日

●それを才能と呼ぶのだよ

ダーリンがカットモデルになるというのでついて行った。
とある閉店後の美容室。
紹介してくれたのは6号ヴォーカルのマツくん。

ダーリンの濃ゆい顔やバランスに素敵にしっくりくる髪になった。
デザインでもファッションでも何でもそうだけど、ほんのちょっとで劇的に変わるんだね。
1センチ横だとか長さを数センチとか、角度だとか、ほんのちょっとの色の違いや材質とかそういうことで。
時間をかければ誰でもできるというわけではないし、そこにあるのはやっぱり才能なのだと思う。
才能と経験に支えられた技術で作られるんだと思う。

美容師さんは手を動かしながらいろんな話を聞かせてくれた。
中学生の時に、床屋になった先輩から剃り込みを入れられちゃったこと
マツくんの髪をジャパンファイナルの直前にカットしたときのこと
何人もマツくんが紹介してくれること
自分より友達を優先して欲しいってマツくんが言うってこと
6号のお客さんとの出会い

一番素敵だなぁと、絵が思い浮かんだのは美容師さんのおじいちゃまの話。
入院中のおじいちゃんの髪を切りに病院へ行くこと
お家に帰って来たおじいちゃんの髪を切った時、床屋さんみたいに剃って欲しそうだったこと
私は家族の何気ない話をする人が好きだ。言葉の間に愛情が感じられるのが好きだ。

一日中お仕事をして、仕事の後にまた人の髪を触り
お休みは週に一度で、毎日遅くまでお仕事
好きじゃなきゃできないよね

美容師さんが最後に言ってた。
髪型が変わることで視界が変わることがある、
明るく考えたり、いつもは見えなかったことが見えたりする気がするって
そのお手伝いができるならそんなに嬉しいことはないって言うんだよ。
素敵だなぁ。
人柄もあわせて才能だなぁ。

日常の冒険じゃん、髪型を変えるって。
それにあわせて着るものを変えてみたくなったり、いつもは行かないお店に入ってみたり
出かけたくなったり、人に会いたくなったり。
大げさかも知れないけど、それで人生が変わることだってあるんじゃないかって思うんだ。

きっかけがないと出会えない。何でも。

今日はマツくんのお陰で髪型も変わったけど
ダーリンは6号に逢って本当に変わった。
こんなに掛け値なしに愛情を湯水のように注げる男だったなんて
彼らに関わることが幸せなんだと言い切れる男だったなんて
こんなに幸せを感じられる瞬間を人と共有するのに喜びを感じる男だったなんて

6号って幸せな奴らだと思う
でも、俺のほうが幸せだと言うから、どっちもどっちだと笑っちゃう。
お陰で私は、もっと幸せだ。
ありがとう。

6号の周りに集うのは、暖かいいいやつらばっかりだ。
音楽だけじゃなく、そういう引力みたいなものも含めて「才能」なんだよなぁ。
一緒に居ると自分も素敵な人間なんじゃないかって思えて嬉しくなるんだよねぇ。

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2005年12月19日

●それぞれの魂の輝き

先週の土曜日のこと。

6号のスタッフ忘年会に呼んで頂いた。
彼らに並々ならぬ無償の愛情を注いでいる、時間やサポートや技術を惜しげもなく提供する人たち。
私も彼らへの愛だけは負けないのだけど、旦那のオマケ的な要素が大きく・・・・・
将来的には、もっと役に立てるようになりたいものだわ。

向き合ってお話しするのが初めての方がいらっしゃった。デザイナーさん。
自身も6号ヴォーカルのマツくんや松千のそれぞれとストリートで演奏して歌っていたという彼。
文脈や行間にまで漂う素敵さは、やっぱり会っても素敵な人だった。
しっかりと自分の意見と見解を持ちながらも、相手の主張を受け入れる広さと
引くことのできる成熟した魂を持った方だった。オトナだ。
すごいな~。6号の周りには魅力的な人ばかり集まる。しかもそれぞれ特別なものを持った人たち。

行き帰り、TRENDY氏と奥様と同じ車で移動した。
その日のTRENDY氏は、近年稀に見るテンションの高さで非常に面白かった。
家族ぐるみのお付き合いも何年にもなるけど、きっと初めて彼の遠慮無しの全開な解放を見せてもらえたんだろう。それだけ仲良くさせてもらっているってことなんだろうなぁ、と嬉しくなった。
特に帰りはテンションと酔っ払いの気分の良さも合わさって、アホかと思うくらい面白くて
ハンドルを握る私は呼吸困難になったり腹筋が痛くなったり、運転に支障が出そうな程だった。
全く関わりが無くて傍観者だったなら、きっと違った見解だろうけど、
ただ彼が自分が自分で居られるところを見せてもらえて嬉しかった。

本当に、それぞれが個性を持って魅力的な光を放っている。
そんな集団に紛れさせてもらえて幸せだった。
性別や年齢関係なく、それぞれの魂が美しい。
欠点も含めて素敵だな、そんな風に思いながら冷たすぎる夜風に吹かれた土曜から日曜の真夜中。

2005年12月18日

●6号ライブ@キラキラフェスティバル

キラキラフェスティバルは10周年を迎えるという、佐世保の大きな長いアーケードから市内に飛び火した地域密着の一ヶ月近く続くイベント。
ぽっかりと空いた公園スペースの横に美術館がある。その四角い壁面に公募の光の絵が毎年変わるのが楽しい。そして、この公園には野外ステージがある。

数年前、ダーリンはOESというユニットでこのイベントのライブに参加させてもらっていた。
あのときの雰囲気やみんなの笑顔が浮かんだ。ノリのいい一団の中には、今やメジャーデビューした松千のちぐりんやマツケンも居たんだった。しかもステージ下に。豪華だ。
ステージ上の笑顔の中の一人には今世ではもう会えない。
鼻の奥がツンとしたのは寒さのせいだけじゃない。
・・・・・・・・・いかんいかん。思い出話で終わってしまうじゃないか。


そう、6号のライブ!

雪が舞っていた。
日本中が寒波で震える中、佐世保も例外じゃなかった。

冷たく強い風がビュービュー吹いてほっぺたがカサカサになりそうな午後、屋外で6号のライブ。
登場した4人はサンタ服。
寒さで震えていたファンの温度は一気に上がった。
マツくんは魅力的な大きな口を白いヒゲで覆って、サンタ帽まで全身サンタ。
盲腸爆弾(?)を抱えたタツキくんはサンタの上着に、トナカイの角と白ヒゲ。
Qちゃんサンタは、やっぱりサンタ服までも手持ちの上着のようにさらりと着こなしていた。
そして柴ちゃんはサンタ服の上下に寒そうにマフラーを巻いているのにズボンの裾はハーフ幅!

セットリスト(曲目と曲順)
「ごめんね」
「晴れわたる空」
「永久に」
「Imagine」
「弱点」
「五月」
「約束の場所」

6号の4人は寒さで鼻を赤くしながら、ステージの前に集まった人々をはじめ立ち止まる人々に6号の音を届けた。彼らから、一週間早いクリスマスプレゼント。
商店街の途中にポッカリと広場があり、国道に抜けられる為に人通りが多い場所。
そんな中、立ち止まってライブを見る人たちが多かったんだ。
曲間のMCの時、ステージ横の国道へ繋がる交通量が多い一方通行の道路からクラクションの音・・。
防犯用なのか、一定のリズムで鳴り続ける。
そのリズムに柴ちゃんの掛け声とQちゃんのドラムがコミカルに合わさる。
彼らの演奏の素晴らしさと共に、こんなところも大好きだ。

いつもの6号のスタンダードの中に「Imagine」があった。
あまりにも有名なこの曲も6号アレンジが、6号の色が出ていた。
まだまだ、これからもっと6号の魅力を引き出してくれそうな予感がする曲に仕上がっていた。
なんだろう、はじめて6号のライブで曲を聞いた時のこと、その音と今の音は明かに違う、
そんな風に、もっともっとすごい仕上がりになるんじゃないかって気がした。
今の荒削りな感じにも、これからの6号の「Imagine」を期待して、両方の意味でワクワクした。
ラストの2曲は、今年彼らと共にぐんと勢いをつけて成長した曲、
地元以外の場所でのコンテストという雰囲気でも磨かれた「五月」と「約束の場所」だった。
今年一年のいい締めくくりのライブだった。
寒さの中、私は幸せだった。
集まったファンの子たちは、もっと嬉しそうにステージを見つめていた。


♪君がすきだよ この想い この気持ち 絶対に変わることはない♪

6号「弱点」のラストの歌詞。
ライブで聞くたびに、「君」を「6号」に心の中で換えて、私たちファンの気持ちだと繰り返し思う。

2005年12月16日

●かっこいいなぁカズ

いきなり古い写真を貼ってみる。
手作りの応援幕なのさ。
私ったら、つついたらはじけそうだ(笑)決して今、枯れてる訳じゃないけど。
月日が流れても、競技場に通えなくなっても、TVで放送がなくっても
カズってかっこいいなぁって気持ちに変わりはない。

今日、TVでトヨタカップ世界クラブ選手権を見たの。
カズが相変わらず愛されてるのが画面から伝わってきて嬉しかった。
真摯に好きなことにひたむきにストイックに続ける美しさ。
彼のプレイが見れて嬉しかった。

肉体的にピークは過ぎていてもやっぱり魅せられてしまう。
TVの演出や実況を抜きにしても。
競技場ではどうだったんだろう。どう感じただろう。
かつて競技場に一緒に通わせてもらった先輩達はどんなふうに思っただろう。
カズのイキイキした姿といろんな思い出が繋がってワクワクした。
皆さん、お元気ですか?

やっぱり、やっぱり好きです。
改めて、好きです。
姿かたちだけじゃなくて、全部かっこいい。

かっこいいなぁ、カズ。

しかし、ハーフタイムの時間の映像特集。引退試合みたいな演出はイヤーン!

2005年12月14日

●炬燵の引力

私は誘惑に弱い人間なのよ。

この時期、コタツは危険ゾーン。
コタツに猫が居る。あったかそう・・・入っちゃう。
すると動きたくなくなる。
簡単に誘惑に負けちゃう。
根が生えちゃう。何にもしなくなっちゃう。
OLさんだった頃はガツガツ働いていたのになぁ・・・
人間のんびりすると、どこまでものんびりしちゃうんだなぁ。
何の役にも立たず、何もせず、ただ自分を甘やかしちゃうんだ。

抗えない引力を発するもの
1.読み物(本、新聞、雑誌)
2.パソコン
3.TV

この時期、コタツはこの三つの上に君臨する。
コタツ+本+猫・・・最高!

今日はダラダラしすぎた。反省。

2005年12月13日

●手にした世界@ayuart.

友人ぁゅぁゅのブログ、ayuart.の最新作

「手にした世界」
彼女の作品は、時に強く、優しく、心に響く。染みる。
音楽を表現する彼女と同じ魂が、アートも生み出す。
彼女にとっては、音楽も歌も叫びも写真も乗せる言葉も、きっと違いってなくって
作り出す全てが、全部、彼女の彼女だけの同じ方向を向いた「表現」なんだと心から思う。

写真を見せてもらう機会がある。
まだ文字をあわせていない、写真。
いつも「これがどんなふうになるんだろう」って楽しみになる。
出来上がった作品は、はじめに見た写真の印象が寂しく感じられるくらいに
しっくりなじんで、まるで最初からそのまま世に出たみたいに存在している。
その馴染みかげんに、びっくりする。

彫刻家が、石や素材なんかを彫ってて「中にあるものを掘り出してる」って言い方をするけど
ぁゅぁゅの作品もそんな感じがする。
無意識のレベルで、彼女の魂の目は出来上がりが、完成が見えているんじゃないかとすら思う。

この作品を見て、その感覚が強くなった。

つるんとした優しい仏像さんが語ってる。
私は、しょちゅう人と比べて勝手にしょげたり、羨ましくなったりする。
比べる必要なんてないのに。誰ともモノサシは同じじゃないのに。
そのたびに自分にも自分が置かれた状況にも、向き合っていないんだなぁと反省する。
手にしている世界。まずは身近なこと、大切に愛そう。

2005年12月12日

●ピアス

左耳のピアス穴がただれてる。

最近シルバーもダメになってきちゃった。
右の耳は大丈夫なのに。変だ。
そして左あごにたくさんニキビができている。
ここ3週間くらい、痛い。
ううう。

しばらく左耳はピアスを外す。
かさぶたになって赤いピアスをしてるみたいに見える。
穴、ふさがっちゃうかもしれないなぁ~。

2005年12月11日

●ジャンルを超えるもの

新鮮。音の洪水。
異空間に入り込んだ感じ。

私のパンクロックは、「ブルーハーツ」頃で閉じていたから、すごく新鮮だった。
ライブハウスの扉を開ける前から重低音。開けたら爆音。
髪はツンツンに立てて皮のライダースジャケットの男の子達がいっぱい居る。
みんなおしゃれなんだよ。
全てをきっちりキメている子は、ライダースジャケットも鋲だらけか、かっこいいデザインが背中に描かれたものだったり。足元はごっついブーツ。ドクロや赤のチェック柄。
ステージからも、ステージの下からも、突き上げられた拳とか中指立てとか。わ~。
久しぶりにパンクスの集団を見た。
こんな機会でもなかったら一度にこんなにパンクスも見れなかった。ステージに夢中になってるのをいいことに、私は音楽を楽しみながらもジロジロ観察させてもらっちゃった。
こういうファッションも音楽も大好きなんだろうなぁ、皆。
女の子達もかわいいんだ。ボーイッシュな子も居たり、ミニスカートにロングブーツを合わせが可愛くて、でもギャル系とは明らかにファッションジャンルが違う。

場所は熊本Drum Be9というライブハウス。

企画は、熊本の THE PISTON SLAPPIN' というパンクバンド。
ホームページを開くと、訪問者数のカウンターが「・・・・人目のモヒカン」と迎えてくれる(笑)
彼らがトリだったんだけど。もう、すごいのすごくないのって。
縦ノリの激しいリズムとお客さんの煽り方、クールとやんちゃのコラボレイトのエネルギー。
スリーピースバンドの彼らは、めちゃくちゃカッコよかった。ワールドマップって曲がよかった。

オールスタンディング(席無し)のライブでは、やっぱりステージ前が一番激しい。
跳ねる、拳を高く上げる、高く上げた両手で手拍子などは一般的に見られる光景。
その時の空間は、いつも見かける光景とはまた雰囲気が違う。
高く掲げた拳は中指が立っていたりする。互いに体をぶつけ合う、そして最高なのが「ダイブ」。
人が密集してギュウギュウのパンクなノリのライブで見たことがあるんだけど、
ステージ前の数十人の中で「ダイブ」をやってるのを目の前で見たのは初めて。
パンクな皆さんには見慣れた光景だろうけど、ちょっと文字にしてみる。

「ダイブ」文字どうり、人の上に飛び込む。
仰向けだったり、うつ伏せだったり、横向きだったり。
MTVやスペースシャワーTVのライブ映像で見たことがあるかもしれない。
いうなれば、胴上げの「上に揚げずに、送っていく」バージョン。
ダイブした人は、まさに人の海の上を流れて来る感じなのだ。
支えてもらわなかったら、頭から落っこちる。人数が限られていたらなおさらのこと。
自ら進んで、自分の体を預ける。下に居る人たちは、支えて送る。
そして着地まで危なくないように支える。
見てるとすごいんだってば。頭打ったら終わりだよ?打ち所悪かったら大変だよ?
それでも、飛び込むの。
ハイになって楽しくて「うわぁ~!」ってしてるのかもしれないけど。
なんだか私には、同じように楽しんでる仲間を「信じて飛び込む」ように感じれらた。
それくらい楽しそうにステージ前には体をぶつけたり、跳ねたり、ダイブしたりしていた。
お客さんも、他のバンドの出演者達までも楽しそうに。
わぁ~、いいなぁ。と光景と雰囲気に酔っていたら、隣に居たはずの旦那がステージ前集団に。
ジャンプして体をぶつけあう彼らの体は成長してるけど、やってることは子供と一緒の「おしくらまんじゅう」。あんまり可笑しくて、ゲラゲラ笑った。爆音で聞こえやしないけど。
あんまりにも楽しそうだし行きたくなるよね~。ははは。気持ちは分かるぞ。
私の隣で旦那を見てゲラゲラ笑っていたはずの6号ドラムスQちゃんと、6号が大好きなVADERくんまでステージ前の集団のの端っこに参加。キミたち面白すぎる。
しばらくして、息を切って帰って来た旦那は耳元で「いや~、我慢できなくなっちゃってさ」だって。
やっぱり。いや~音楽はジャンルじゃないのね~。


さて。何故、熊本か。
説明には、「ダイブ」から数時間巻き戻す必要がある。
今回のイベント主催のTHE PISTON SLAPPIN'と、福岡のライブハウスで対バン(同じイベント・ライブハウスで演奏するバンドの何組かで一緒だったことを言うらしい)にて仲良くなったという6号、熊本で対バンに呼んでもらったのだという。
妻より6号の旦那様と共に6号の2台の車に分乗して熊本入りした私、彼らのライブを楽しみにしていた。


しかし、事件が起こったのだ。


朝から具合が悪く、集合場所で吐きまくっていた6号ギタリストのタツキくん。
熊本到着後に具合悪さを押してのリハーサル後、病院へ。
そこで、なんと盲腸発覚。ドクターストップ。
ステージに立つどころか熊本での緊急入院か佐世保へ戻っての入院かの2択を迫られたとの連絡。
その時私は、6号メンバーと旦那と離れ、一緒に熊本入り数名のファンとショッピングを楽しんでいたが、思ってもみなかった連絡にしばし呆然とする私たち・・・・・。

ベースの柴ちゃんがタツキくんを乗せて佐世保に戻ることになった。
熊本に残るのは、ドラムスQちゃんとギターヴォーカルのマツくん。
ライブに穴を空ける訳にいなない6号は、マツくんのソロ演奏を決断。

皆に「心配しないで」と伝えて欲しいと伝言をくれたタツキくん。
キビキビと機材を積み込み、車へ乗せる柴ちゃんとマツくん、Qちゃんの横顔。
「佐世保の病院に着いたら連絡しますから!」という柴ちゃんを、切ない気持ちで見送った。

それから、2時間後・・・・・

パンクバンドばかりの中に、ぽつんとアコースティックギターの弾き語り。
突然決まったソロ演奏。
最高に「パンク」ノリで温まった、トリの一つ前という順番。
その中で、マツくんは確実に自分の世界を作っていた。

アニメ「キテレツ大百科」(?)のコロッケの歌の音楽が流れる中(これをSEというらしい)、幕が開き、ステージの上に、バーカウンターで使われるような高い椅子に座ったステージ中央のマツくんと、こちらから見てマツくんの右横に立ったQちゃんが現われた。
ステージにタツキくんと柴ちゃんが居ない理由、6号4人で演奏できない理由とお詫びを二人は心から語りかけた。拍手と掛け声がかかった。
Qちゃんがステージ上から去り、マツくんの演奏がはじまった。

セットリスト(曲目と曲順)は以下。
「七色のおもひで」
「約束の場所」
「永久に」
「五月」
「風」

ステージ前に立っていた佐世保からの数名だけが立ったまま、オールスタンディングの会場のはずが、気づけば皆、床に座っていた。じっと聴き入っていた。
パンクのお兄ちゃんたちが。パンクを愛する人たちが。
ジャンルが全然違うアコースティックの弾き語りを、静かに、聴いていた。
ただならぬ気配を背中に感じたまま、もう座るわけにいなかくなって、私はそのまま立っていた。
ステージの前に、マツくんの正面に。

曲の間におしゃべりを入れながら。
今朝、佐世保の集合場所で熊本に連れてきたお客さんの車が大変なことになっていたこと。
ガードレールが無い崖から、左後輪が落ちていた。
右後輪はギリギリで崖直前に踏ん張っているものの、車の左側の真ん中が崖に直面。
助手席のドアのあたりから左後輪、右後輪のギリギリの点を結んだ三角形は宙ぶらりんで下に地面が無く、ご近所の男性が軽トラックに結んだロープで引っ張って下さって、崖下からメンバーが車を押し、復帰したこと。
追い討ちをかけるように、タツキくんの盲腸発覚とドクターストップ。

しかし、そんな話までネタにして、ピンチをチャンスに変えている姿がそこにあった。
いつもお客さんの目を見てコンタクトしながら歌うマツくんは、珍しく時々長く目を閉じて自分の内側を見つめながら歌っているみたいだった。
ずっと一人で音楽をしていたマツくんにバンドを一緒にしようと口説いて口説いて口説き落としたというQちゃんは、誰よりも誇らしげにマツくんの演奏を楽しんでいたに違いない。

THE PISTON SLAPPIN'が6号の「五月」が好きだと、お客さんにもそんな話をしていてくれたという大きな後押しの影響もあいまって、マツくんが演奏後、6号に興味をもってくれたお客さんがマツくんとQちゃんに声をかけていた。CD『みんなのうた』も売れていた。
なんだか素敵な光景だった。
ライブハウスを離れるとき、ものすごく鋲がいっぱいついたライダースジャケットを着ているパンクファッションの男の人がマツくんに「良かったっす、聴き入って涙がでそうでした」と言っているのを聴いた。
ジャンル超えが言葉になって証明されていた光景を私は見た。

「今日はお客さんとして客観的に楽しめた。よかった」というQちゃん。
「一人でやっていたおい(俺)が、今じゃバンドマンっすからね」というマツくんの横顔。
いやぁ、よかった!とマツくんを手放しで褒める旦那。
皆とバイバイをして車をスタートさせた時の凛とした柴ちゃんの横顔。
6号とタツキくんを気遣う対バンの男の子達の様子。
熊本もパンクバンドも、マツくんの演奏も全てを嬉しそうに楽しんでいた、行動を共にしてくれた子達。

思い出してはニヤニヤしてしまう眠気頭の真夜中。

私は、やっぱり人が作り出すドラマに興味がある。
ちょっと見せてもらう「人間っていいなぁ」のたびに幸せになる。

2005年12月08日

●『ドイツの姑(はは)を介護して』 グレーフェあやこ著

英語のヒロコ先生が「いっぱい借りたんだけど、どれか読む?」
と、彼女の生徒さんから借りたという本を又貸ししもらった。
こんなことでもないと手に取らないような本を読ませてもらった感じ。

『ドイツの姑を介護して』グレーフェあやこ著
著者は、ハワイの大学で巡りあったドイツ人の男性と結婚。ドイツで暮らすことになる。
ドイツでの舅・姑、娘との生活をつづったノンフィクション。
愛情も思いやりも深く、嫁のことも大切に思ってい姑さん。
でも、いいことも悪いことも口に出してしまわないといられない姑さん。
比較したり、自分のモノサシでしか判断できない姑さん。でもそれには歴史と理由がある。
エネルギッシュで口が達者な姑さん。
姑さんとは二日と一つ屋根に一緒に居られないと感じていた著者。
こんな縁でもなかったら、きっと自ら選んで関わることは無かっただろう。

ダブったり心に残るものが多くあった。
実際、私の母は嫁として姑の面倒をみていて、かなり重なることもあった。
やはりヨーロッパの考え方や文化は介護に対しても日本とは明らかに違う。
老いは誰にもやってくる。
自分が対応する時期も、自分が老いる時期も必ずやってくる。
対応しなければいけない時もくるだろう。
その時のために、自分の中に愛情を育てておこうと思う。
疲れて笑えなくて悪循環で苦しむこともあるだろう。
嫌で逃げたくなって爆発しそうになることもあるだろう。
自分の為だけじゃなく、同じ立場に立つ人を理解する意味でも
何度でも読めそうな本だと思う。
忘れないように書いておこう。

人と人を繋ぐのは愛だ。

時々忘れそうになる。未熟者だから。

それにしても、最近読んだ『介護入門』モブ・ノリオ著といい、
なんだか、続けて二冊のこの手の本に縁があった。

故郷の母を理解したいという想いと、何も出来ない自分のふがいなさ。
友人が携わる介護の仕事を理解したいってバックグラウンドがあるらしい。

友人からおもしろい話を聞いた。
彼女はグループホームの統括をしていて、そうとういろんな経験をしている。
あるおじいちゃまは、そのグループホームは自分の城で、職員や住む人たちを自分の家来か使用人だと思っているらしい。
気に入らないことがあると「お前は出て行け!」とか「暇を取らす!」って叫ぶという。
彼女は、統括なのでそう毎日顔を合わせないけど、
「お前は良い人間なので、ここに居てよろしい」と、言われるらしい。
そのたび「ありがとうございます」とニコニコしているんだという。
私の祖父はボケる前からそういう人間だったので、なんだか他人だとは思えなかった。
下手に血のつながりがあるよりは、仕事として愛情を持てる人が関わったほうがいい場合もあると。そんな話を、つるんとした卵肌の彼女は語ってくれた。
血の繋がらない嫁姑もそんなもんなのかもしれない。

●信州の林檎


実家から届きました。林檎っ♪
箱は、なんていい香り。ん~っ

早速デザートに頂きます♪
まず、半分に・・・蜜がいっぱい。今年の林檎は美味しいぞう。



ん~っ。この歯ごたえ。
このジューシーさ。
たまりません。

私の学生時代のソフト部のチームメイト、みのりちゃん宅の最高の林檎なの。
みのりちゃんのご家族、今年もおいしい林檎をありがとう。
ああ、信州生まれで幸せ♪

2005年12月07日

●秋の味覚


柿とキウイ
どっちも実家の庭でとれた我が家の信州秋の味。

具合が悪くて一日お家に居た。
猫が嬉しそうだった。
寂しがりやだからね、誰か居ると嬉しいんだね。

旦那さんを迎えに行ったら、ちょうど柴ちゃんと平くんの仲良し二人組の顔が見れた。
なんだか元気をもらった。

うーん。
いてててて・・・・。

2005年12月06日

●元気な顔を見に行こう

仲良しくん達
待ち合わせ・・
カフェから見てたら、遠くから同じ制服の3人が遠足みたいに並んでやってきた。
なんだか、やけに、かわいかった。ふふふ。
看板娘も元気だった。


職場訪問
にゃんこママは寝不足で疲れているみたいだったけど
笑顔が見れて嬉しかった。

これは夕焼けの時の景色。今日は雨だったから見れなかったけど。
このあたりの山に沈む夕日が好き。山と鉄塔がある夕焼けを見ることができる道。

2005年12月05日

●牡蠣小屋の季節

行って来た。牡蠣小屋。
誘ってくれた京子ちゃんとは、久しぶりに会った。
久しぶりに会ったら、なんだか顔がすっきりして女っぽくなってるのが遠目でも感じられた。
近づいたら、お腹が大きかった。
もぉー!そういうことは教えてよ~!と7ヶ月のお腹を触らせてもらった。
ああ、ママになる輝きだったのか。
嬉しくて何度も触らせてもらった。

牡蠣小屋は海上に浮いてるから、揺れる。
壁と屋根があるから寒さは凌げるけど、揺れで三半規管がぐるぐるする。
牡蠣もおいしかったけど、ヒオウキ貝って写真のやつが特においしかった。
ひとつ200円。サザエよりおいしい。ちょっと焼けるのに時間かかるけど。
これなら、焼き牡蠣に興味の無い旦那も誘えそう。

魚介でいっぱいになった胃袋を抱えて大学の図書館へ本を返して、
喫茶店に入った。
陽の当たる席の少ないカフェで、すごくコアでスピリチュアルな話をした。
魂がものすごくたくさんの場所や時代で生まれ変わっていることとか。
そうそう、彼女が、子供が欲しいんですけど、、ってそういう魂のカウンセリングに行ったら
ママになるにはオヤジすぎると言われ、旦那様はパパになるには女性すぎると。
だから命が降りて来れないで居るって言われて、
自分の中のオヤジな部分を捨てたくないと葛藤した時期があったという話も聞いた。
うーん、耳が痛い話だ。
でも、こうして彼女の中に命が宿っているんだから、女性の部分も出てきているんだろうな。
ああ、だから久しぶりに見て女っぽいと思ったのかな。

私には、自分で感情を抑えて出さずに繋がったり関わろうとせずにしていた時期があった。
無反応で、無感動な時期。
魂の記憶喪失。

今現在は、少し超えたら、いろんなものに興味が出てきた。
いろんなモノやことなんかに触れて胸が締め付けられたり、涙が出たりする。
訳も無くそんな感情がやってきて変だなぁと思ったりもした時期があったけど、
たぶん、私の今自分が覚えている記憶以上に、魂が記憶を持っていて
そのせいで高ぶったりするんだろうなぁ、、と思ったら安心できた。


ありがとうと、感謝して、関わってくれる人たちを大事にして、今世を生きよう。

2005年12月04日

●雪?雹!

一体、どんな天気だったのでしょう今日は。
雨が降り、晴れ間が見え、と思ったら突然「雹」

故郷は雪マークです。
そろそろ雪が恋しい季節です。

家出した下の妹
フィンランドから泣いて電話があったという上の妹
ようやく両方ともメールの返事は来たが。
状況は全く変わらず。

ここのところ、何をやっても頭にこびりついて離れない。
デートしても、双子に逢っても、ライブに行っても。
どんなに楽しんでいようとも、深いところでジリジリしている。
どうしたもんだろうねぇ。

無事だから、最低ラインはそれでいいのに。
それでもねぇ、くっそう、姉なんだわ。
根っこから姉なんだわ。
しっかりしてないと役にも立たないのに飛行機乗って実家に行っちゃいそうだよ。
向こうに居ようが、ここに居ようが状況なんてひとつも変わらないっていうのにさ。

うおーい!
どうなってんじゃぁ~
最善の道を焦らずに進んでおくれ。
何があってもどんなことがあっても、あんたたちは私の大事な妹たちだ。

う~。胃がいてぇぇ~

2005年12月03日

●素敵だなぁ

クリスマスも近づく、師走のウエディング。
テーブルに飾られた花は、容器から出すとテーブルの人数分のちっちゃなブーケ。
新婦の友人手作りのテーブルごとにクリスマスカード。

あんまり可愛くて、ついパチリ。

2005年12月02日

●余韻・・・

私の手元にはサインと双子に挟まれた写真だけ。
でも、それ以上にこの胸に素敵な思い出をもらった。

双子のママが九十九島のポストカードの入ったアルバムを一枚ずつ眺めてた、その様子。
ママが見ながら「綺麗・・・」とつぶやいていた瞬間の顔と
双子がアルバムを見た瞬間の表情が同じだったこと。
そのどちらもが、綺麗な、わぁ・・・と美しいものを見ている時の表情だった。

人に向ける笑顔は、人に向かってのものだ。
俳優だし、良くも悪くも笑顔をきちんと作るだろう。
でも、家族と共にふと出る表情はカメラが回っていない限り自然な顔だと思う。
そんな表情を見せてもらえてこと。
ママが見せたことでお礼を言いにきてくれた息子達の自然な動作。

握手よりも笑顔よりも、印象に残っている。
たとえあのアルバムやカードがその後捨てられたとしても
私の胸にある思い出は消えることはない。
思い出しても嬉しくて涙が出る。
何度でも何度でも反芻する。

私の憧れの地、イギリスから来た彼ら
惹かれた瞬間を忘れない。
ただ、ありがとう。

私のはちゃめちゃな英語を根気よく通じる英語に変えようと
今もつきあってくれるヒロコ先生のレッスンのおかげで彼らと話すチャンスをもらえた。
ヒロコさん、ありがとう。

一人じゃ、誰かと感激を共にできなかった。
一緒に行ってくれたから嬉しさが倍になった。
アヴィちゃん、ありがとう。

2005年12月01日

●ウイーズリーツインズに会おう、その3

会った。
握手した。興奮した。ボーっとした。

いやはや。楽しかった。
同行してくれたのは6号を通じて仲良くさせてもらってるアヴィちゃん。
いきなり待ち合わせに遅れて現われた着物姿の私に「わー!」。そりゃそうだ。

ものすごくお客さんが多くて、圧倒的に女性が多い。
昼に整理券を頂いてチケットを買っていたので、すぐ会場に入れた。
まず、サインをもらう映画のワンシーンの厚紙を選んで、チケットと引き換えに長身の双子の前に行く。
二人のパパ(マネジメントもしてるらしい)が、私の荷物を持っとくからと座ったまま預かってくれる。
優しい~。
持参カメラをスタッフに渡して、まずはサインを頂く。
着物を着ている私にかわいいとリップサービスをしながら書いてくれる。
舞い上がりながら、日本の伝統的な装いだよ着物だよと言ってみる。
うん、そうだよね、知ってるよとニコニコしてくれてるジェームス。
そして、フレッドとジョージ(じゃなくてジェームスとオリバーだ!)の間に入って撮影。
ジェームスの左手が私の肩に乗ってます。わーお!
撮影後、来てくれてありがとうね、とオリバー。
それぞれに握手をして終了・・・・・

デジカメの画像をチェックしたら、襟元が汚くて・・・・襦袢の襟が見えない。
しかも頂いたサインを胸の前に持ってるから帯がかくれている。
どうしようと思っている間に撮られたから変な顔してる。テカってるし・・・。
そう。

双子の真ん中には、ものすごくぶっさいくな仲居さんが居た。

とほほ。人様に見せたくない不細工な私が映った写真のできあがり。
しかし悪いことばかりではない。
終了間際の人の列が途切れた時、私はあるものを持ってパパに話しかけた。

If you don't mind, I have a something give Mam.
:もしよかったらママに渡したいものがあるんです。
It's a .... kind of suvenir.
:おみやげみたいなもんなんですけど。

ママがパパの呼びかけにこっちに身を乗り出してくれたので続けた。

I heard you guys went to see ninty-nine island.
:九十九島を見に行ったと聞きました
I thought, It was not good weather at that time.
:そのとき天気が悪かったんじゃないかと思ったんで。
...so...It tooked there.
:だから、、、、これそこで撮られたものなんです。

と、小さいアルバムを渡した。
ママとパパは覗き込んで眺めて、綺麗ね、ありがとう、、というようなことを言った。
I live in near there, It's a beautiful place. I just tell you that.
:近くに住んでて・・綺麗なところなんです。ただそれを伝えたくて。
と私はしどろもどろ言っていた。
I hope you had a good time.Thank you for visiting Sasebo.
:いい時間を過ごされてたらいいんですけど、佐世保に来てくださってありがとう。

いっぱいいっぱいになりながら伝えて握手をして離れた。
アヴィちゃんと椅子に座って昨日見たハリーポッターの最新作のメイキング画像なんかを見ていた。すると、ママが双子の所にいって何か話している。手に私がさっきママに渡したアルバムを持ってる。
もれ聞こえる英語を私なりに拾うと、あそこに居る着物の子がくれた、、と見せている。
ありがとう!と双子が笑顔を向ける。どういたしまして、と精一杯の私が応えると、次の瞬間・・

ジェームズが私のところに歩いてやってきた。
うわぁ・・・と思っていると長身から手を出して、ありがとうと握手を求められる。
続いてオリバー。ありがとうって、天気が悪くて景色が見えなかったと言ってるらしい。
この辺になるともう興奮してよく分かっていない私。
そう思って見せたかったと伝える。ありがとうとまた言ってもらった。

嬉しかったぁ~は~
ママにあげたのに。トコトコやってきたからパニックになったじゃないか・・・。
(しかし、そのアルバムには私の着物を着た写真と、メッセージカードを入れたのだ!キヒヒ)

さて、謎がある。
頂いたサイン、お話ししながらだったからか、崩し字だからか、私の知識が足りないからか
なんと書いてあるのか100パーセントわからないのだ。

To Chika
Best Wishes
your ・・・←ここの三文字だか四文字だかが解読不明なの。

候補は以下
Puls     →  脈?意味不明
Ris(e無し) → 進歩、向上?意味不明
Pis(s無し) →  おしっこ?フレッドとジョージなら書きそうだけど、きっと違う。
Pals     →  友人、仲間の複数形。 これだといいなぁ。しかしaには見えないなぁ。

アメリカ英語のyour friend って意味じゃないだろうか・・・たぶん。そう思おう。

Thank you for talking with me,James! Oliver!

●ウイーズリーツインズに会おう、その2

昼にYY貿易に整理券を取りに行った。
昨日映画と舞台挨拶の時に「取っといたほうがいい」とスタッフの人が教えてくれたから。
高いチケットも買った。

ツインズのサイン      6000円(一人だと3500円だそうな)
ツインズと撮影       4500円(1シャッターの値段です)
サインと撮影割引チケット 9500円(割引でも高いです)

ええ、払いました。おほほ。

ふと、カウンター付近にいらっしゃる大人の白人女性とちっこいブロンドの女の子。
チケットを買うのに一方通行のコミュニケーションが行われていたがチケットを買った様子なので
でしゃばらずに居た。
ちっこい二人に尋ねると、5歳だという。
ママに双子ですか?と聞くとそうだという。
へぇ、双子が双子に会うんですね♪と言うと、ママったらそうらしいわね、彼らが双子だと知らなかったって言うのさ。ははは、役が双子で俳優はそうじゃないと思ってたのかな。世間はそんなもんかい。
そんな話をしていたら、カウンターでスタッフに聞きたいことがあるから通訳してくれないかと。

ひゃぁ。私にできることなら、とお返事。

どうも、一番安いから3500円のチケットを買ったという。
それは双子の片割れのみの「サイン」だと、説明。
彼女達の求めるのは写真だと分かったので、説明をしてお金を足して撮影券を買うように話す。
カウンターのスタッフの方からお礼を言われるわ、
チビ双子のママと友人?からもお礼を言われるわ、照れくさい。
ベイスで働いてるのかという問いに違うと答えたら、
最も嬉しい言葉を頂いた。Your English is good !
頑張ろう。


さて。
サイン会場の下見にゆくと、入り口から入った正面に長机があった。
長机の左には「James」、左には「Oliver」と書かれた紙が貼られ、机の奥に椅子がふたつ。
壁の向こうで双子は休憩中らしい。
スタッフ一人以外人は居なくて、会場はガランとしていた。
いや、居た。ぽつんとウィーズリーツインズのママだけがテーブルの右奥に座っていた。
ぼんやりと焦点の定まらない双子のママは、ちょっと疲れているみたい。
でも、私が彼女を見ているのに気づくとニコリと笑った。

本人達はまだしも、午後1時から8時の間この狭い空間に缶詰って疲れるだろうなぁ。
何かしてあげたいなぁ・・・。と思ったところで、スタッフに準備をするから部屋から出て欲しいと言われて退出を余儀なくされてしまった。

着物にしようと思っていた昨晩のテンションが落ちた私は、既に面倒くさくなっていたけど
やっぱり着物を着ることにした。
ちょっとでも目に楽しいかもしれない。
あ、そうだ、舞台挨拶で佐世保の印象を聞かれて九十九島が綺麗だったって言ってたな・・・。
家に帰ったら、あった。ポストカードのセット。ちぐりんと遊覧船に乗った時に買ったやつ。
これ、渡そう。
このままじゃなくて、めくって見えるような何か・・・。

ウィーズリーツインズのママの疲れた顔は、
私に故郷の母が疲れたときに見せる顔を思い出させた。

●ウィーズリーツインズに会おう、作戦編

夜も更けますが、まだ寝ていません。

明日、最上級の敬意を尽くして着物で行こうかと浮かれて居たら
旦那に引かれました。
そうですね、ざっと100メートルくらい。

ダメかしら~(笑)
目立つとかアホかとかでなく、日本の伝統文化を見せたいと思っただけなんだけど・・。